今日、切符売り場でSuicaにチャージしていたら、見知らぬおばあちゃんが、
「お姉ちゃん!切符の買い方教えてくれない!?」と声をかけてきた。


ガツガツ来られたから少し戸惑いつつも、
おばあちゃんに切符の買い方を教えてあげた。


降りる駅を聞いて、
値段を教えてあげて、
切符購入完了。


そこでおばあちゃんとは別れるつもりだったんだけど、どうやらホームがありすぎてどの電車に乗ればいいかわからなかったらしい。


降りる駅は、私が降りる1つ手前の駅だったから途中まで一緒に乗ることになった。


今時、切符の買い方を知らないなんて珍しいな。なんて思ってたんだけど、
そのおばあちゃんは電車に乗るとき、
いつも誰かに連れてってもらってたみたいで、
一人で電車に乗るのは今回が初めてだったんだって。

ちょっと、それ、大丈夫かよwwて思ったんだけどさ、「お姉ちゃんがいてくれてよかったわ。」て言ってくれて、道中もなんやかんやずっと話してた。


これから息子さんの家に行くこと、
食べることが大好きで毎日沢山食べてること、
でも医者からあんまり食べ過ぎたらダメと言われてること、

それ以外にも沢山のことを話してくれた。


そんなこんなで、あっという間に時間がすぎていって、おばあちゃんの降りる駅に着いた。


おばあちゃんね、降りる前に、
「本当にありがとう。またね。お姉ちゃんとはまたいつか逢える気がするわ。」
て言って降りていったの。




「またいつか逢える気がするわ。」


何気ない一言だけど、なんかこの一言がすごく嬉しかったんだよね。


まぁ、また再会できる可能性なんて、ほぼないんだけどさ。

でも、そう言ってもらえたことが凄く嬉しかった。


おばあちゃんが降りていった後、
少しだけ淋しい気持ちにもなったよ。


少しの間だけだったけど話せて元気もらえた。



私も将来、あんな気さくな人になれたらいいなぁ。





明日もどうにか生き延びよう。