2016年になって数日。


スタジオ前に歌詞を書きにカフェに行ったら、
まだ街にお正月ムードが漂っている中、勉強してる人がチラホラいた。

高校生っぽい人からもう少し年齢が上な人まで。


普段は珍しくもないことだけど、
年始早々なのに真面目だな。て、感心した。

もうそんな時期なんだね。
受験か。


私より先にいて、私が帰る頃も店を出る様子すらなかった子もいて。



そんな未来に向けて頑張っている彼ら彼女らを見て、私も今年の抱負が一つ増えたよ。


勉強して良い学校、良い就職につく。というのは確かに希望だけど、
誰もがその希望だけで頑張れる訳ではないじゃない?


希望があってもやらない奴もいれば、
希望が無くてもやる奴がいるこの世の中だしさ。


周り善がり、未来任せな希望じゃきっと本質は何も前進しないし、
時代が悪い。とか、あれが良くなかった。とか言って絶望するのは勝手だけども、
辞めるかどうかは自分自身でしょ。て。


つまりさ、
人を努力させるのも辞めさせるのも、
希望や絶望なんていう曖昧なものじゃなくて、
それはただ本人の意思なんだと思うんだ。


でも私達は弱いから、
どうしても誰かの好みや、希望とか絶望とかいった第三者的な理屈を後付けして、
それを正当化しようとしてしまいがちになる。


だから、
自分のやってることの価値は自分で決める。
意思を強く持つこと。


それが2016年、私の抱負の一つになった。


言い方に語弊があるかもしれないけど、
良くも悪くも最後の最後まで今の自分を見捨てないでいてくれるのは過去の自分の記憶だけ。


誰よりもストイックに、
でも人には優しくありたい。



明日もどうにか生き延びよう。