以前、銀座のクラブでバイトをしていたことが、“清廉でない”として日テレの内定を取り消された、笹崎里菜さんのことが話題になってるね。
 
この件について色んな人が色々なことを言っている。
 
やくみつるさんは
「就活生に清廉な人なんていない」
銀座のホステスの方は
「自分たちの仕事はいけないこと?」
と言っていたりで、
今回の件は彼女と日テレだけの問題ていうより、日本の倫理問題としても注目されているみたい。
 
 
もし、
私が笹崎さんの立場だったらきっと、
彼女と同じようにショックを受けて抗議するかもしれない。
 
でも、
日テレ職員の立場だったら、
後々、問題になるのは面倒だし、
確かにアナウンサーとして清廉ではない。
て判断するのも分かる気がする。
 
イメージが大事な職業だっていうのも分かるし、どっちが正しいか一概に判断することはすごく難しいと思う。
 
 
私は音楽をしている人間、
所謂アーティストだけど、
昔も今もキャバ嬢として水商売をしている。
 
清廉か清廉でないかと言えば、
どんなに言い訳したって清廉とは言えないし、もしキャバを辞めることが出来ても、
この先、一生付きまとうものだっていうのも自覚している。
 

でも、
この仕事をしてきたことで、
得られたものも多かったし、
ここで仕事をしていなければ、
今、音楽をすることさえ出来ていなかったのかもしれない。

だから、
どんなに罵られることになったとしても、
この清廉でない過去は否定したくない。

そもそも清廉な行いしかしてこなかった人間なんているのか。て思うの。

そんな人がいたら、
きっと感情の無いロボットみたいな人間なんじゃないかな。


人は何かしら良くない経験もしてきたからこそ、良し悪しの判断が出来る様になっていくものだと思う。

そうやって人は成長していくものでしょ?

こうゆうことを考えていると、
この問題は根本から何かがズレている気がするんだ。

それか私がズレているだけ。


どっちにせよ、
そんな世の中で立ち振る舞っていかなきゃいけない訳だからさ。

定期的に自分自身と向き合って、
考えていかないとな。て思うんだ。






明日もどうにか生き延びよう。