インドでしっぽが生えてる人がいるの知ってる?
腰に異常に長い毛がまとまって生えてて、それがしっぽのように見えるんだって。
その姿が神々しいとされてて、
周りの人から“神の化身”なんて言われてるらしい。
実際にご利益があるから、
遠方から彼に会いに訪れる人もいるとか。
でもそんな彼も、恋愛面では疫病神扱いされていて困ってるんだって。
今まで、約20人の女性にプロポーズしたみたいなんだけど、全員に断られてるらしい。
20人て。笑
まぁ正直、数には驚いたけど、
私はそんな彼が少しだけ可哀相だと思った。
多くの人に神の象徴とされていても、
一部の人からは良くないと思われている。
彼の大事にしているしっぽは、果たして自分の為に残しているのか。
もしかしたら神の化身と信じる誰かの為なんじゃないか。
どちらにせよ、自分が凄く大事に思っているものが否定されるのは辛いことだと思う。
私は自分の好きなものや大切なものが否定されたとき、
その人にわかってもらわなくったって別にいい。って思ってしまう。
「この良さがわからないなんて...」って気持ちの方が込み上げてくる。
でも、そんな負けず嫌いな気持ちの片隅にも、
辛いとか
悔しいとか
悲しいとか
一言ではまとまらない気持ちが小さくあるの。少なからずね。
その事をずっと記憶に留めてると、
時間が経つにつれて、その小さな悲しい気持ちがやがて大きなものになってしまう事がある。
段々、「本当は私が間違ってるんじゃないか」って。
大きくなってしまうと、自分では気持ちを抑えられなくなってどうしようもなくなってしまう。
もう私はそうなりたくないから、
とてつもない小さな脅威を、負けず嫌いな気持ちで抑えてるのかもしれない。
気にしなきゃいいんだけどね。
人は人。
私は私。
でもこれがなかなか難しいんだよな。
自分の信じたモノや道を突き通すって事は、まずは自分自身を信じてあげないといけない。
うん。
私は負けず嫌いだから大丈夫だ。
うん。きっと大丈夫。
明日もどうにか生き延びよう。