【アウトプット大全】上手なアウトプットの方法【読了感想】 | 使える備忘録

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アウトプットのためのブログ

おはようございます、MIOです。

 

勉強するにおいて『インプット(読書など)』と『アウトプット(書くなどの動作)』は非常に重要です。私も学びの質を向上させたいと常々思っており、『インプット』『アウトプット』に関する書物を探していたところ、とても参考になる良書を見つけましたのでシェアしたいと思います。

 

今回購読したのは樺沢紫苑さんの『学びを結果に変えるアウトプット大全』です。

 

 

 

 

 

この中には80ものアウトプットに関する技術が網羅されており、上手なアウトプットの仕方が非常にわかりやすく記されています。

 

今回のブログでは特に勉強になったものを、アウトプットも兼ねてピックアップしたいと思います。

 

 

 

何を学びたいのか自分に問う

勉強を始める前に「一体自分は何の勉強をして、どうなりたいのか?」を自分に問いかけます。

意味も不明確なままで勉強を始めるとモチベーションは上がりません。

勉強して「こうなりたい」というビジョンを浮かべると、勉強の質が上がります。

 

 

アウトプットは二週間以内に三回以上行う

インプット→アウトプットの流れは定石ですが、インプットしたらアウトプットは二週間以内に、三回以上行ってください。

脳に定着し、記憶に残りやすくなります。

 

またインプットとアウトプットの比率は3:7が黄金比率です。

インプットしすぎないように注意しましょう。

 

さらにインプット→アウトプットしたらフィードバックも忘れてはいけません。

フィードバックとは見直し・改善・復習・調整を指します。

 

インプット→アウトプット→フィードアップ

 

のサイクルを大切にしましょう。

 

 

ノートとタイピング

効率よく学ぶならタイピングよりもノートがいい。

タイピングと手書きでは、手書きの方が記憶効果が高い。

 

 

アイデアが浮かんだら30〜60秒以内にメモ

アイデアが浮かんだら30〜60秒以内にメモを取る。

アイデアが思い浮かんでも時間(1時間以上)になると忘れてしまう。

新鮮なアイデアを残す為には30〜60秒以内にメモを取る。

 

 

意味記憶よりもエピソード記憶

数学の問題を解くときに公式を皆さん使用していたはずです。

ですが「公式そのもの」を覚えるのは難しくはないでしょうか? 変な数字と記号がただ並んでいるのをすぐに覚えられますか? 多分難しいと思います。

 

人の脳はこうした意味記憶よりも、エピソード記憶の方が記憶しやすい傾向にあります。

 

例えば上記でいう公式の場合、「この数字にこれをかけたら●●になる。●●にこの数字を割る事で〇〇になり、結果△△になる」と理論立てて考えていけば、それは一つのエピソードとなって記憶に留まりやすい。

 

何か覚えたい事があるのなら、それを言語化して発信するのがいい。

 

 

説得力の上げる方法

プレゼン然りセミナー然り、他人に何かを伝えようとする時に必要になるものの中に『説得力』があります。

 

説得力を上げる場合は以下のことを実践すべきです。

 

・自信を持って大きな声で話す

・最初に結論を語る(話の方向性を最初に明示しましょう)

・話は短くシンプルに

・例を出して分かりやすく

・具体的な数字を使う(30%よりも32.6%と具体的に)

・権威ある機関、人物の名を引用する(「ハーバード大学では...」)

 

 

価値>価格

顧客にとって「商品の質」「商品の原材料」はそこまで重要ではない。

 

大切なのはその商品を買って「自分に何のメリットがあるか?」「自分にどんな変化があるか?」である。

価格以上の価値を提供することで、商品は売れる。

 

 

 

 

 

いかがでしょうか?

 

簡単なことでも見落としてしまう小さな気付きたちが80個も網羅されています。

非常に良書なのでよかったら是非ご一読を。

 

ではでは。