千年渋谷公会堂を終えて E.P. | ユナイト 椎名未緒 オフィシャルブログ 「千年 E.P.」 Powered by Ameba

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2014年8月16日!


渋谷公会堂!


改めましてお疲れ様でした&ありがとうございました!


何から思い返したらいいのか


何から話したらいいのかちょっとまとまらないんだけど


自分が想像してたよりも何倍も素敵というか、幸せな景色でしたよ!


やっと、というかね、渋公に辿り着くまでに色々な壁や困難があって


俺の活動前の目標ではねこれまた馬鹿げた話かもしれないけど


二周年で渋公に辿り着くビジョンを描いてたんだ


だけど世の~中~上手~くは~いかな~いみ~たいだぁ~~ってな感じで


BLITZ以降手を伸ばそうにもどうしても渋公に手が届かなくて


それでも諦めずに手を伸ばし続けてやっと手が届いた


だけど遂にって所で四人になって


目標のステージを本意じゃない状態というか


行ける!!っていうコンディションじゃない状態でしかも四人で挑まなきゃいけないのか…と


本当に不安というか自分にもバンドにもどこか完璧な自信を持てないまま


自信を取り戻そうとイベントツアーを巡ってました


けど結果的にはそのイベントツアーで見て見ぬ振り出来ない現実とも向き合えたし


ユナイトもゆきみ君もお互いにこれから頑張ろうって言ってたのに


どうしよどうしよ…って俺が足踏みしてちゃいけないというか


ゆきみ君が一人での活動を精力的にやり始めてくれたのも意識が変わる切っ掛けだった


このまま自信が持ちきれないまま渋公に立つ位なら


バンドの為に何か勇気ある決断をしなきゃいけないのかもしれないと思え


結果的に莎奈君と共に進む決意も固まった


穿り返す訳じゃないんだけど、それに伴い色々な想いが色々な形になって錯綜するのは分かってたから


本当にこのタイミングでいいのかは発表のギリギリまでほんとうに悩んでたし


何を言っても、ステージを見て感じたお客さん一人一人の判断に委ねるしかないと


全ては渋谷公会堂の空間自体が答えなんだろうな って


だから今までの何倍もリハにも入って曲や曲間の細かい調整をして


ただ曲を淡々と進めるだけに留まらない特別な演出やアレンジも色々盛り込んだ


個人的にはステージのセット、演出にも1から10まで全て一緒に考えて


これまで以上に意見もしたしアイデアも盛り込んでもらった


だからもちろん楽しみだったし、個人的に楽しもうという気持ちもあったんだけど


今出来る全ての事をやった気持ちもあったら


これでこの五人が認めて貰えないなら単純にユナイトの魅力不足だろうと


だから"楽しみ"以上にどこか気持ちが引き締まる想いもあり


当日ステージに立つまで今までのライブとは全く違う異様な心持ちでいました


セットリストも普段イベントに通ってくれてる人も


ワンマンだから遠くから遠征してきてくれるたまにしか来れない人も


ユナイトの最初の方が好きだった人も、ちょっと前が好きだった人も、今が好きな人も


そして莎奈君加入でこれからユナイトを知っていく人にも


いつのユナイトが好きな人にも楽しんでもらえないかなと思って


沢山悩んで組んだセットリストです


あれもやりたい!これもやりたい!は勿論あったんだけどね


楽しんでくれていたら本当に嬉しいなって思う






ライブがダダダダーーっと進んで行く中で


沢山の声にも笑顔にも救われるような想いでした


ライブが始まるまでは実際どれだけバンドの考えや想いが伝わってるのか疑問でもあったし不安でもあったけど


最後のEniverで今まで以上の皆の声が答えなんだと 俺は受け取らせてもらいました


って思ったらなんかそれまで張ってた肩の力が抜ける思いというか


気が抜けるとは違うんだけど、なんか一つ背負ってた十字架を降ろせた感覚でした


したらなんかね アレでね だめでした


そこら辺でそれまではそれ以上に考える事が多くて漠然としてた


「渋公に立てた」っていう事に関しての純粋な感動が湧いてきてね


あーーーーーーー(´`)!!!!!!と


ワンマンやったんだー私たち  と


なんか幸せに感じたライブは沢山あるし


わざわざ比較する事もないと思うんだけど


あえて言うのであれば、今までで一番幸せだなーって感じられたライブでした


ほんとに!


集まってくれた全ての人に感謝してます!


ほんとにね!


今回来れなかった人も次は必ず!


まだ言うか!って感じかもだけど、同じライブは二度とないし、同じ日は二度と来ない


そして当たり前がいつ当たり前じゃなくなるかも分からない


だからこそ当たり前に感じる一日が実はすごく貴重で尊い


脅してる訳でも集客の煽りにしてるだけでもない


実際に大事に作り上げた空間を自分達の手で守りきれなかったうちらだからあえて言うのです


それをシニカルに笑う野次馬はほっとく


とにかく大事なものが無くなった後に後悔するような事は出来る限り阻止したい


その為に「終わらない」を掲げてるし、そのならない為の努力は今後も惜しまない


バンドが無くなって離ればなれになるのはメンバーだけじゃないからね


バンドというコミュニティーの中で出来たファンとファンとの関係性も


いざバンドが無くなるとほとんどが自然消滅する


バンドを終わらせるというのはファンからバンドも奪うしファン同士のコミューンをも奪うのです


過去二回それを見て来てるからバンドを存続させる責任感を強く感じている


だから!っていうとまるでそれを餌にしてるみたいだけど


どう足掻いても人は有限体だから終わるときは終わるのが世の常


俺は渋公で見た幸せな空間を少しでも守っていきたいなって改めて心底感じたんです


それはうちらバンドだけが守ろうとしても守りきれない


ファンだけが必死に守ろうとしても守れるはずがない


それぞれに一つの空間を守る為に出来る限り力を注ぐしかないんだと思う


けどそれが今日まで出来たから渋谷公会堂が幸せな空間になったと思うの


だからこれからもユナイトっていう皆の家をね


メンバーもファンもスタッフもみんなで守っていきたいなって


帰る場所、っていう言い方は今後のゆきみ君の活動を狭めてしまう気もするけど


ユナイトだった事、ユナイトである事をいつになっても誇れるように


そういうバンドに成りたいしそう在りたい


で、形や場所は俺には分からない事だけどゆきみ君がドラマーだった事をうちらも誇れる存在でいてほしい


もちろんユナイトに関して、メンバーは守る価値のあるバンドで在り続ける努力は惜しまない!


人生賭けてるからね この歳で別の未来なんか考える余裕ない!笑


俺にはもうユナイトしかないのです


渋公の感想から色々飛躍してしまったけど


今の素直な、率直な想いです


改めて、渋公立たせてくれてありがとう


この先の未来も一緒に生きて行こう







レヴ 決意の詩です


改めて聴いてくれたら嬉しい!



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key.NAOKIくん!


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sax.Ruppaさん!


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この日はドラムチューナーの篤人さん!あっさん!あっくん!あつこーーーーー!


素敵な仲間と一緒にライブ作れてよかった!