今日は今年に入って初の治療の日でした。

主治医のはからいで先週の治療はお休みにしてもらったので2週間ぶりの病院です。

お休み期間中、初めて嘔吐を一度もせず、普段より食べてくれてました。
体重が増えてると私も娘も期待してました。
病院で計ってみると逆に前より減っていました。

娘は『なんで!?』

ショックを受けてましたが、
2週間では体重はなかなか増えないよ、これからだよ。
と言い聞かせたら納得はしてくれました。

尿検査・血液検査をして
白血球の数値で、その日に抗がん剤治療ができるかどうかが決まります。

毎回左手の甲に注射をするのですが、今日は血液検査をする際に針を刺しても血が出てこなく仕方なく右手に針を刺しての治療でした。



痛みを必死に我慢し足をバタバタさせて耐えていました。
険しい顔になっています。

主治医は娘に何度も
「ごめんね、ごめんね」
と、やりとりしてる時の写真です。



ちょっと前の娘だったら大声で泣き暴れ、その場から走って逃げる子でした。

逃げる度に病院内は大騒ぎでした。

医師達や看護士達が追いかけて捕まえても、ふりかざして逃げます。

痩せて体力もないのに、その時の子供の力は凄いです。

人間は怖い痛い事をされると分かっていると、もの凄い力が出るんだなと思いました。



左手が駄目だったので、次は右手に針を刺しました。
よほど痛いのか下を向いて小さい声でうなり、足はじだんだを踏みまくってる時の写真です。


主治医は今までの娘をずっと見てきているので、娘がいつスイッチ(泣き暴れ逃走)が入るのかどうか気にしながら注射をしてくれています。

主治医はこの状況になると
「あっ、どうしよう。スイッチ入っちゃうかな」
と、よく言います。


でも今は逃げずに痛みにも絶えて治療をしてくれてるので、成長したのか慣れたのか分からないのですが、病院に迷惑をかけなくて済むので安心してます。

しばらく大好きなドラえもんを見て(小児科のタブレット)、気持ちを落ちつかせていました。



写真をアップにして見ていたら、痛みを我慢してる娘の顔があまりにも普段よりすごい表情をしていたので、よほど今回は痛かったみたいです。

治療後はいつもグッタリしてます。


娘の病気が分かってからは、私は時が止まったままです。

不安で辛くてたまりません。



【追伸】
コメント全部見ています。
本当にありがとうございます。
励ましてくださり感謝の気持ちでいっぱいです。
返信をしたいのですが返信をしたら、やり取りを誰でも見れてしまうそうなので出来なくてごめんなさい。
でも嬉しいです。
コメントを読んだ後は必ず正座してお辞儀をしています。
温かいお言葉に何度救われたことか。