舞台『地図から消された島』忘備録
頭の中を整理するのに時間がかかってしまいましたが、
徒然と、書き残したいと思います。
平和な世の中を願い、
お国のために毒ガスを作り続け、
自身の健康や青春を犠牲にしていた若者達がいた事実。
彼らの心の中を想像しただけで心が張り裂けそうになり、
演じるプレッシャーももちろんありました。
けどそれは戦争ものを演じる役者たちの当然の定めだと思います。
お客様からのアンケートやご感想・ご意見全て心を込めて読ませていただきましたが、
真剣に考えて、書いてくださってる方が本当に多く、嬉しかったです。
「文ちゃんの笑顔に救われた」ともあり
嬉しくて泣きそうにもなりました(>_<)
ヨーダ、楽しかった!!!
毎公演、爆笑いただきました。ありがとうございます笑笑
個人的にMINOさんがツボなので、なるべく見ないようにしてました笑
楽しかったなぁ。
公演ごとにどん兵衛への食い付きが増してた文ちゃん笑
噛り付くと聖奈演じる早苗に「そんなもん食べちゃいけん!」と怒られたりして、楽しかったー(^ ^)
智也さんは本当に上手い役者さんで、
たった一人で、一瞬で全員を緊張感で満たします。
あまりの緊迫感、台詞のリアリティーで泣いてしまったこともありました。
実はこのシーン、ほとんど稽古していません。
いつも元気な文ちゃんが、一気に泣き出すところ。
自分の苦しさ、辛さ、死への恐怖よりも、
大好きな皆が苦しそうにしているのを見ただけで、
どんどんどんどん涙が溢れてきました。
その後大好きな皆と「戦争が終わったらやりたいこと」を語り合い、寄り添い、手を取り合って、
文ちゃんは笑顔で逝くことが出来ました。
うう、全てのシーンに思い出が溢れ過ぎてて、止まらない。
舞台の上では、「お国のために」毒ガスを作れることを本当に誇りに思っていたけれど、
小さい頃に祖父母から聞いた戦争体験のリアルさには到底敵わない。
けど、この舞台は続けていくべき、と若輩者ながら思います。
そして、再演する際には、絶対絶対また文絵ちゃんやりたい!!!!!!
さて、
お正月から続いていました舞台ラッシュ、ひとまず一区切りです。
次の舞台まで、自分のレベルアップ期間です。
挑戦したいこと、まだまだ沢山あるので、今はまたワクワクしています。
また皆様の前に1日でも早く立てる日が来るよう精進してまいります。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
大嶋美央