2014年末。

当時小学生だったけれど、大晦日だけは夜更かしが許されていました。

SMAPと出会った激動の2014年が終わり、2015年に。

 

ザッピングをしていると、COUNT DOWN TVの年越しSPに目が止まります。

SMAP、出てるじゃん。

しかも何か始まるぞ……?

 

そうです、新曲「ユーモアしちゃうよ」。

わちゃわちゃしながらのパフォーマンス。

 

私にとっては初めての新曲。

もちろんテンションは爆上がり。

馴染みやすいポップな曲と明るく楽しい歌詞が、頭の中を支配しました。

 

その数週間後、Mステで「華麗なる逆襲」の披露も観ました。

 

ギャップ。

 

「ユーモアしちゃうよ」のわちゃわちゃほんわかどこ行った?

スーツでバチッと決めた「華麗なる逆襲」かっこよすぎない?

 

歌だとかっこよくて可愛くてわちゃっとしてて。

バラエティーだとさらなるわちゃわちゃ。

コントだとイケメンなのに! と言いたくなるような振り切った面白さ。

 

どのSMAPもSMAPなんだよなぁ。

歌、バラエティー、コントの専門店詰め合わせみたいな。

 

こうして私はギャップにやられ、SMAP沼に楽しく沈んでいきました。

 

ちなみに「華麗なる逆襲」が発売されても、相変わらずな生活を続けていました。

お小遣いは月500円、CDは当時の私にとっては高価で、買うことも考えられませんでした。

だから、歌番組にSMAPが出演すれば必ず録画。

編集して歌の部分を何度も聴きました。

 

自分用のスマホもなく、パソコンもあまり使えなかった。

オタ活できるだけのお金もなかった。

自分ひとりで動ける行動範囲も狭かった。

 

それでも、限られた範囲の中でできる楽しみ方でSMAPと向き合い、「好き」を育てていました。

 

やがて、ただの「好き」とは別の、もっと深い感情も覚えることとなりました。