息子のぜんそく2日目。
38.6度の熱が出てしまって、息子は朝からぐったり。
娘の朝食、登校準備、豆腐メンタル夫を起こし、
娘を豆腐男の車に乗せ、見送る。
その間、息子にはテレビを見せていた。
まさかの病児を放置気味。
豆腐男がまともなら、こうはならない💢
離婚について具体的に話を進めようと思った。
娘が小学校の転校を嫌がっている事とか、もう申し訳ないけれど、私の心身の健康には代えられない。
息子を抱き起こし、大好物のスイカを食べさせ、咳止めの薬を飲ませる。
嫌がる吸入もなんとか終了。
麦茶を飲ませ、歯磨き。
そして、また、ぐったりとお昼寝用布団に横たわる息子。
やるべき事はやったから、あとは息子に寄り添って、私も少し体を休めよう。
出来ることなら、お昼寝しちゃいたい。夜も息子の咳と夜泣きで眠れないから。
そんなところに、もっっっっっっともまともじゃない人物がやって来る。
その日は朝から雨で、義父母は朝から稲刈りが出来なかったのだ。
義母が、仏飯にごはんを盛り付け、仏壇のある和室に入ったのだ。
普段は全然やらないのに。
お盆と、気の向いた時のお彼岸に1度ずつ。
そして、何を考えたのか、仏飯を供えたあと、
ろうそくに火をつけ、線香を立てたのだ。
え?
ここで孫がぜんそくで苦しんでいるのに?
線香の煙が喉に良くないって何度も伝えてあるのに?
我が目を疑った。
慌てて止めに入る。
「龍星が今、ぜんそくの発作を起こしているので、お線香はやめてください!!」
↑
これは、私が息子の空になったコップに麦茶を入れるためにキッチンに行ったわずかな隙に起こったことです。
私は、キッチンから死角に入る仏壇に向かって、大声で話しています。義母の奇行に、マッチの音で気が付いた。
「え?一本くらい大丈夫よ。」
「煙がぜんそくに良くないんです💢」
「窓開ければいいのよ。」
「雨が入ります。」
「最近お線香あげてないから、あげなきゃ駄目なのよ。私が部屋から出た後、窓でも自分で開けたら?」
ごく控えめに言って・・・
殺意がわいた。
手の届く場所に刃物がなくて良かった。
発達障害を持っているし、
多分生まれついての阿呆だし、
記憶力ゼロだし、
孫の心配を出来るほど慈愛に満ちてもいない。
ここに家を建てる前の義実家は、空いている部屋(8〜10畳の和室4部屋)がすべて汚部屋の汚屋敷だった。
義祖父が亡くなって以降の二十年間、仏間には入れないような有り様だったのだ。
そんな人がわざわざぜんそくで休んでいる孫のいる部屋で、
「最近あげていないからお線香を」と思う感覚がまったく理解できない。
義母のいる場で、雨の入らない窓をすべて開け、
キッチンの換気扇を最強にし、
トイレのドアも開け放って、空気の流れを作った。
玄関も土間の扉も開けた。
空気が流れれば、お線香も早く焼失するかも?
私の浅はかな知恵。
必死な私を「何なの?そんなに必死になる事でもない」と言いたそうな目で見つつ、
汚義母さん、退室。
余計な事しかしない。
その3時間後。
派手な服に身を包んで、義母が再来。
「理子のお迎えはみおちゃんが行くわよね?その間、龍星は私がついてるから。お迎えの時間までに帰ってくるわね。」と言い、何やら楽しそうに外出。
あ。そうか。
今日は火曜日だ。
義妹のパートの定休日。
いつもなら息子の療育の送迎をお願いしている。
送迎がないし、目に入れても痛くない実の娘は休み。
行くべき場所は一つだけ。
デパートだ。
往復2時間ちょっとのデパート。
買い物に行くのなら、線香なんて尚更あげなくてもいいんだから、とっとと行けよ💢
私の脳内は暴言の嵐。
子供たちにとって、
(通っている小学校が楽しく、友達にも恵まれている1年生の娘と、
発達障害があって、なかなか難しい息子。療育にも通っている。小児ぜんそくも有していて、ケアが必要。そんな5歳児)
そんな子供たちにとって、一番良い環境とは何だろうと
ずっと考えていました。
息子の発作で、私は仕事を4日間休みました。
その4日間。
苦しそうに息をする息子に寄り添いながら、
娘のお迎えに行ったら嬉しそうに私のもとに走ってくる娘の笑顔を見た時、
娘の宿題を見ながら、
食事を作りながら、
入浴できない息子を義母に託して、急いで娘とお風呂に入りながら、
ずっとずっと考えていました。
答えは、出ていません。
娘が、今の学校と、大きな農家であるこの家(娘は畑の作物も、田んぼにある稲の種類も、ビニールハウスにある野菜や花もすべてを把握しています。それらはここでしか学べない事を娘に教えてくれている。)
更に。。。遊んでもくれない、ただいるだけの父親のことが好きだと言うのです。
娘のその言葉してなければ、とっくに私は・・・・・。