昭和の子ども アッパパーのこ

昭和30年代も半ば過ぎ。

横浜中華街は最近カンコウキャクというお客様でいっぱい。

砂利道だった道路がいつのまにかキレイに舗装されて。

そうしたらなんだか、歩くのも今までよりもあっつい気がしてくるからフシギ。

だから夏はアッパパー。

シャツとパンツの上からかぶるだけ。凸凹シャリ感のサッカー生地はとっても好き。

マーガレットや、少女フレンドで見るドレスはきっとヨソユキ。

お友達がピアノの発表会に着るような、柔らか、そうきっとシルクって生地でできているはず。

ちょっとツンとしたい時に着るもの。

アッパパーは大手を振って歩いてちょっとした段差だってピョンとお転婆にしててもいい感じ。

アァ、ホントはヨソユキも欲しいけどね。



中華街の店の前で。祖母もアッパパーを着ている。店のドアの様子からやはり昭和30年代か。