介護サービスを受けるには、自治体に介護認定の審査をしてもらう必要がある

(正確には自治体の「介護認定審査会」というところが審査をする。)


で、その審査をするのに重要な情報源となるのが「主治医意見書」なのだ。


「主治医意見書」とは、介護が必要な状態かどうかを公平に判断するために、主治医が介護申請者を診察し、医学的な見地から本人の心身の状況をまとめたレポートみたいなもの。


そのレポートの書き方次第で、介護度の判定が変わることもあるらしい。ガーン


先生が書く項目は、大体こんなことらしい。


・短期記憶はどうか?

短期間に何回も同じことを聞くか、など


・日常の意思決定に関することができるか?

料理や買い物、趣味など、前にやっていたことをやらなくなったり、時間がかかるようになったりしてないか?


・自分の意思伝達ができるか?


・認知症のような症状があるか?

お金の管理、火の管理、お風呂に入るか、着替えるか、など


・身体の状態

筋力低下してないか?痛みや動作の制限がないか?


・屋外歩行

一人で歩けるか、介助が必要か?


・食事摂取

一人で食事ができるか、介助が必要か?


・その他健康状態

血圧や既往症など


大雑把に言うと、ここで「できます」が多ければ介護度が軽度になるし、「できません、問題あり」が多ければ介護度が重度になる可能性が高くなる、と言うことらしい。


そして、できればこれらの項目に対して定量的にできる・できないを把握しておくと良いらしい。例えば、何回のうち何回できる、できない、みたいな。


母にとって「できないこと」が過小評価されないかとても心配だった。でも、後から見れば、これらの判断項目に対する回答を、しっかり備えておいて良かったと思う。


ニコニコまとめ

  • 介護認定を受けるには、主治医に「主治医意見書」を書いてもらう必要がある。
  • 主治医の診察で聞かれることに対して回答を用意しておくと、当日慌てなくて良し。

さてさて、母が介護認定されるとなると、介護保険を利用して、介護用家具を買ったりレンタルしたりすることができる


有名なのは、介護用ベッドなんかがそうだ。


母は当時、布団で寝ていた。どうしても布団がいいらしい。


さらにリビングには、昔、日本家屋に住んでいた時に12畳くらいの部屋で使っていた大きい座卓(いわゆるローテーブル)が置いてあった。リビングはキッチンと共用のスペースで6畳くらいしかない。玄関から個室までの導線も遮られ、はっきり言って邪魔でしかないチーン


なので、当時住んでいたアパートに引っ越して来た時に、その座卓は捨てようと私は言ったのだが、母はどうしても腰掛けに座るのが落ち着かなくて嫌らしい。そして母曰く


高くていいものだから


手放したくないらしい。


母の場合、一度、道端で転んでから、座ったり寝たりした状態から立ち上がるのが大変になってしまった。自力で立ち上がれるようになっても、いつまたそれができなくなるか分からない


介護に詳しい方にその事を相談したら、方折れのテーブル、こたつにもなって高さが変えられるテーブル、座面回転肘掛け椅子などを紹介された。

こういうのだと、最近の住宅事情に合わせた大きさの家具もあるし、高さが変えられるのは、腰掛けがいい人にも床に直座りがいい人にも使えて便利よね。


地域包括支援センターの方が持ってこられた介護用品カタログにも似たのがあるし、ニトリなんかにも安価な物がたくさんある。

さらに、ニトリは同じような家具の引き取りもやっているらしい。


また自力で立ち上がれなくなったり起き上がれなくなったりするかもしれないから、家具を買い替えようと母に言ったのだが、母は断固拒否むかつき


基本的にいらないものを捨てたがらないのよショボーン


結局、ウチは布団をベッドにしたり、座卓を買い替えたりすることは無かったけど、介護がしやすくなる家具はたくさんあるのでおすすめ。


ニコニコまとめ


介護用品のカタログや、家具屋さんには、介護をしやすくなるアイテムがたくさん。介護保険で購入やレンタルできるものもあるよ。


 

2022年の暮れ。私が新型コロナウイルスにかかり、同時に母が転んで自力で立てなくなったのも重なり、地域包括支援センターの手はずで、訪問診療の先生が来てくださることになった。訪問診療なら車で来るので、家からクリニックが数キロ離れていてもかかりつけ医になってくれることができる


私が新型コロナに罹患していたので、先生やスタッフの方は防護服に身を包み家に来た滝汗

あの物々しい姿をリアルで目にすることになるとは。


一度家に来てしまえば拒みづらい母。まずは母にPCR検査をしていただいた。すぐに結果が出て、一応陰性とのこと。


ただ今後どう変化するか分からないので、私の隔離期間が開ける数日後までに変化がなければ、それ以降にまた訪問してくれるとのこと。


そしてこれが大事、同時に介護認定や認知症認定に繋げるようにもしてくれるとのことえーん


それから3日後くらいに地域包括支援センターから電話がかかってきた。

介護認定をするために主治医が必要なので、水曜日に診察してもらって、結果を金曜日までに連絡してほしいとのこと。


そして予定通り主治医が水曜日午前中に来ることとなった。介護認定までに2回の診察と通院が必要かも、とのことだった(通院も必要なのか…)。

同時に、クリニックの契約書も送ってくれるとのことだった。


ひとまずは医療に繋げられる目処が付いて前進。


ニコニコまとめ

  • 訪問診療なら、少し遠くのクリニックも選択肢に入るというメリットがある。
  • 本人が認知症や精神科の診療を拒んだりする場合、他の科の診療を受ける機会があれば、目的の科の診療に繋げられるチャンス。病院に前もって話しておくと尚良し。