おススメの本:荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論 | MINX 土屋サトルのBlog

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こんにちは、MINX下北沢E店代表「
もっといい時代はあるかも知れないが、これは我々の時代なのだ。(サルバドール・ダリ)」土屋サトル@satoru_minxです。



ドッギャァァァーーーン!!!



出ました、大好きな…。



ゴゴゴゴゴゴ……。







「JOJOの奇妙な冒険」の作者、荒木飛呂彦サンの映画評論本「荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論」です♪



(表紙の奇妙なゾンビさんは荒木センセイではないですョ、念のため)



ちょっと前に購入していたものの、なかなか読めずにいた本。



ようやく読めました(^-^)



僕も読んで初めて知ったのですが、荒木センセイはかなりのホラー映画通…。



しかも「JOJOの奇妙な冒険」もかなり影響を受けているらしく、文章の中でJOJOキャラクターとの意外なリンク(あの岸辺露伴のキャラにも取り入れた、とか他の人に出来無い事を平然とやってのける…そこにシビれるあこがれるゥ!…など)が紹介され、JOJOファンとしてはニヤニヤさせられます♪



内容は、荒木センセイが愛するホラー映画を独自のジャンル分けで紹介。



『ゾンビ映画』ではジョージ・A/ロメロ監督「ゾンビ(ドーン・オブ・ザ・デッド)」やサム・ライミ監督「死霊のはらわた」他を、『田舎に行ったら襲われた』ではトビー・フーパー監督「悪魔のいけにえ」他を、『ビザール殺人鬼』ではジョン・カーペンター監督「ハロウィーン」やショーン・S・カニンガム監督「13日の金曜日」他を紹介し、細かい部分まで解説されています。



個人的に好きなのは『構築系ホラー』で、ヴィンチェンゾ・ナタリ監督「キューブ」やジェームズ・ワン監督「ソウ」などお気に入りの作品が紹介されていて、大好きな荒木センセイと同じ映画を観てるんだァ…などと感慨に浸ってしまいました。



語り口調は丁寧で、知的な例えや分析も入っているのですが、読んでみた感想としては「荒木センセイ、本当にホラーが好きなんだなぁ」って感じ。



映画好きなメンバーで飲みに行って、自分のおススメを泡を飛ばしながらアツく語っている…そんな子供のようなウキウキ感が伝わってきて、とっても微笑ましいです♪



いわゆる映画評論の本に飽きてしまった方、先入観からホラー映画を見ないと言う方に特におススメしたい一冊でした☆



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