
よしもとばななさんの『王国その3 ひみつの花園』を
読みました。
王国シリーズ最終章。
不思議な力を持つ楓のアシスタントをする、
山の中で魔女であるおばあちゃんに育てられた
雫石(しずくいし)ちゃんの物語。
雫石ちゃんが、いろんなことに決着を付けていく様が
本当に素晴らしく誠実でエールを送られているよう。
それに、ね~!!
雫石ちゃんはちょっと前のわたしを見るかのよう。
まあわたしの方がよっぽど鈍感で、自分に甘くて、
クールだけど。
全ての科白がわたしに向けられているんじゃないか、
という錯覚に陥り、軽く目眩が。
でもどのシーンをとってもどれもこれも愛に満ちていて
読み終わった後は、とんっと背中を押された気分。
いいなぁ、すごく、いい。
この本が出たのが2005年の秋と知って
またちょっと目眩がしつつ、
ああ、今この瞬間に読むべき本だったのよ、
と思うと、本との出会いって本当に素晴らしいと思う。
繋がってるんだね、どこへでも。
↑よしもとばなな 王国その3 秘密の花園 新潮社 1,260円(税込) 送料別
