溢れだす日々-09-01-16-1


よしもとばななさんの『サウスポイント』を読了。

ハワイの、しかもハワイ島で起こる現実的なような、
そうでないような、不思議なお話。
じんわりと心にしみこみましたテレ

学生のやさぐれていたときに読んでいたら
「現実はこんなに甘いもんじゃないんだ」なんて、
知らないくせに思っていたと思う。

でも、ちょっぴり大人になった今ならわかる。

いくら大人になったって、自分の中の大切にしたい部分を
手の平に包んで大事に大事に守り育てていけば、
その世界はいつまでも続いていくのだと。

現実的な辛さや怒りや悲しみがあったとしても
自分の軸をしっかり持てば、それは守れるのだと。

ばななさんはそういう世界を描くのが抜群だと思う。
改めて、出会えたことの不思議をかみしめる。


ハワイ島・・・
そろそろわたしのところにも繋がりにきてくれるかな。
親密な気持ちでフラシスターEちゃんと
一緒に行きたいね、行けるよね、
と言い合ったばかりだったから。


最後の方に出てくる主人公テトラちゃんの科白は、
ビカーッと光ってわたしの目に飛び込んできました。
素敵なのです、とっても。

そうか、わたしはそういう恋がしたいのだな。きっと。
ふむ。





↑よしもとばなな サウスポイント 中央公論新社
 途中に挿入されてるハワイ島の写真も素晴らしいですよ!