川上弘美の「真鶴」を一気読み。
なんだかどんどんよくなってきたな~、彼女の作品。
前のふわふわした印象も大好きだけど、
その不思議な世界に、現実と空想が加わって
見事に一見わからない歪んだ世界を作り出してる。
おかしいおかしいと思いつつもぐっと惹きつけられた。
読み終わったあとは充実感がある。
すごかったなぁ~![]()
失踪してしまった夫、どんどん離れてゆく娘、
歳をとっていく母親、程よい距離にいる恋人。
そして、ついてくる者たち。
ちょっとした仕草や言葉で
それぞれの人格がくっきりと浮かび上がってくる。
そのどれもにちょっと共感したりして。
偶然、この本を読みながら東京事変のちょっと前のアルバムを
聞いていたのだけど、見事に世界観がピッタリで驚いた。
ねっとりとしてて寂しげで、色っぽくて。
川上弘美さんの今後の作品がどう変わってゆくのか
本当に楽しみ
