水島総論 | 「国家戦略特区」blog

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ポスト・グローバリズムの社会を考察。日本を貧しくする移民=外国人労働者受入れ政策に警鐘を鳴らしています。

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『恋する妄想クッキー』は絶望が足りない!

【メディアリテラシ-】滋賀県知事選の曲解と集団的自衛権の本質[日本文化チャンネル桜H26/7/14]
http://youtu.be/wXvcug2pgN4
http://www.nicovideo.jp/watch/1405321217


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「行動する保守」

日本文化チャンネル桜の水島総さんは、私の最も尊敬する「行動する保守」です。

それまでは、いわゆる保守論壇と右翼活動との間には、超えられない大きく深い溝がありました。

「国民運動の立役者」

それを水島総氏は「頑張れ日本全国行動委員会を」設立し、右翼団体あるいはヘイトスピーチの類いとは一線を画す「国民運動」を起こしたのは、特筆に値します。

「第二次安倍政権を作った男」

もう終わった政治家であった安倍晋三氏が、不死鳥の如く甦り第二次安倍政権を樹立出来たのも、水島氏の功績です。

サヨク既存メディアが、事実上支配する日本の言論界に、私財を投げ打って「日本文化チャンネル桜」の24時間放送を開始した時は「この手が有ったのか!」と膝を打ったものです。

「ネット論壇のフィクサー」

色々な苦難は有ったと思いますが、チャンネル桜も現在の動画配信の形式に落着いてからは、三橋貴明氏など若手論客の多くを発掘しネット界における新潮流を作る原動力となりました。

水島氏の思想の根底は心優しいヒューマニズムであり、彼が使う「家族のような国家」という言葉が総てを現しています。

「考えの95%は正しい」

恐らく私と水島さんの政治的な考え方は、95%くらい同じだと思います。
彼の言うことは、殆ど全て同意する事ばかりです。例えば、職場の同僚でも家族でも、これくらい考え方が「シンクロする」ことは滅多に有りません。

恐らく水島さんと一緒に呑めば楽しい酒になるのは受け合いです。

「僅かな差異が身を滅ぼす」

しかし同様に、キリスト教のカトリックとプロテスタント、イスラム教のシーア派とスンニ派も、95%くらい同じ思想でありながら、凄惨な宗教戦争を引き起こしていますので、これくらいのシンクロ率の方が却って危険かもしれません(笑)。

「安倍政権の売国政策に絶対反対!」

現在、安倍政権は、TPP交渉参加、消費税増税、移民=外国人労働者受入れによる賃金抑制など、もはや保守とは呼べない政策を次々と行っています。

水島氏は、これらの政策に全て明確に反対の姿勢を示しています。全く言論人として素晴らしいことで惚れ惚れします。

「漁業活動妨害の黒幕を勘違い」

また水島氏の尖閣諸島への漁業活動を阻止するなどの、政府の妨害活動を水産庁や国交省の責任としていますが、これらを指示しているのは、他ならぬ政府中枢であり、安倍総理の関与と黙認が無ければこれらの事は不可能です。

「不可思議な安倍内閣・断固支持!」

ところが水島総氏は、売国政策を繰り返す、安倍政権に対し絶対支持を表明しています。少なくとも三橋貴明氏のように、間違った政策について批判するという明確な態度だけで十分だと思いますが、ナゼか「安倍内閣絶対支持」だそうです。

「恋する草莽崛起」

水島氏の安倍総理に対する姿勢は、例えは上品ではないと思いますが、『自分の愛する人が、自分が絶対に許せない事をしても、絶対に愛する』と宣言している感じです。

これは「純真可憐な乙女が、恋する人にどんなに足蹴にされても、恋する気持ちを貫いている」表現しても良いでしょう。

水島さんは、安倍さんに対し『恋に、恋して』います(笑)。

「これでは是々是々では?」

先程、表明した水島氏と私の思想的な5%の差異が何かと聞かれれば、もちろん安倍内閣への姿勢です。

私は、政府の間違った政策を批判するのは、国民の義務だと考えています。
基本的には安倍政権に対し是々非々の考えですが、最近「是」が少なく、「非」ばかりである以上、結果として政権批判のトーンが強まるのは当然です。


「乙女の揺れ動く心」

水島さんで面白いところは、CH桜の番組で「三橋貴明さん」が出演すると「安倍政策批判」を次の番組で行い、「提灯野郎Aチーム」こと「小川榮太郎さん」が出ると「安倍政権擁護」を行うという、何とも可憐な乙女の恋心ような姿勢を見せてくれることです。

「恋は人を狂わせる」

実は、正直に告白しますが、水島氏などより、私の方こそ「妄想崛起」していた人間です(笑)。

本当に真面目な話なのですが、民主党政権の頃は、道を歩きながら「安倍再チャレンジ内閣とか出来ネェかなぁ・・・」などと妄想していたくらいですから・・・・(涙)。

「百倍叩いて、百倍批判すべき」

日比谷公園の集会にも参加しアキバにも応援に行った人間として言わせて頂ければ、これだけ支援した「安倍晋三」氏だからこそ、間違った政策をした場合は、普通の政治家の『100倍は叩いて、100倍も批判する』のが『人の道』というモノです。

保守のプリンス安倍晋三だからこそ、甘やかすのではなく厳しく糾弾するべきなのです。

「国の形を変える内閣を支持」

特に私が、安倍政権を批判しているのは、移民=外国人労働者受入れ政策です。これは国の形を明らかに変える政策です。

安倍政権が、中韓に強気、あるいは中韓から嫌われているから、応援するとの意見がありますが、だからと言って、移民政策を進めている安倍政権を支持出来ません。

「絶対に許せないラインが無いのか?」

将来的に数百万人の移民が日本にやって来るというのは、侵略行為と同じかそれ以上の被害を日本社会にもたらすと考えています。それを進めようとしている安倍政権は「もはやこれまで」です。

水島氏は、オバマ大統領と同じでレッドラインが無いのでしょうね?

「営業ウヨクの限界」

私は水島氏を尊敬していますが、ひとつ気になる点が有ります。消費税増税も、9月後半に安倍総理が増税を決断した後に、官邸前で抗議集会を行いました。今国会でも、入管改正案=移民法が成立した後で、抗議活動を行いました。

「ホシュのガス抜き?」

これって意味が有るのですか?
本来なら入管法の改正案が、閣議決定した段階で抗議しないと意味が有りません。水島氏の一連の運動が「保守のガス抜き」と批判されても否定出来ません。


サヨクと一緒で、運動そのものが自己目的化しているのを懸念しています。

「アベと日本のどちらを選ぶ」

消費税増税という愚かな決断が、不幸にして日本経済を直撃しています。恐らく日本経済は予想どおり失速するでしょう。安倍内閣の支持率は経済政策の失敗で「タイムラグ」を経て大幅に下落すると思います。

したがって安倍内閣のレイムダック化は『既定路線』であると考えます。その際に次のどちらが理由で支持率が下がったか、という事が重要です。

「アベを護って日本を潰す」

シナリオ1:サヨクからの批判)中韓との関係や集団的自衛権の問題で支持率が下がったのか?

(シナリオ2:保守からの批判)移民問題など筆頭とした新自由主義的な経済政策が失敗したのか?

『シナリオ1』の場合は、滋賀県知事選挙のように「ネオ民主」がゾンビのように復活します。
『シナリオ2』の場合のみ、保守が望む経世済民が実現するでしょう。


水島氏が仮に、シナリオ1を恐れて安倍批判を控えれば、シナリオ2の可能性は無くなります。私が目指しているのは、シナリオ2の実現です。

「絶望が足りない」

水島氏は、CH桜の動画で、『安倍内閣のレイムダック化を主張するトンでもない連中がいる』との内容で主語を述べないで誰かを批判しました。

私はこの動画を見て実は喜んだのです。というのも『安倍内閣のレイムダック化を主張する
連中』って私達(安倍政権を批判する皆さん)の事じゃないですか?

「何を恐れているのか?」


このブログをはじめた理由は、日本の政治が悪くなる一方なのに、何も手立てが無い事に「絶望」したからです。

しかし、安倍信者の代表格の水島さんに、私達(安倍政権を批判する皆さん)が、批判される迄に影響力が出て来たことは嬉しいニュースです。
私は、今非常に希望を持っています。安倍内閣の間違った政策を絶対に「STOP」させるまで「進撃」を続けます。


「君は、生き延びる事が出来るか」

最後に水島さんに、恐れ多くもアドバイスをしたいと思います。今、CH桜は、保守論壇で急速に勢いを失いつつ有ります。

理由は、安倍内閣を支持しつつ、安倍内閣の間違った政策を批判するという矛盾した方向性です。私も水島さんを尊敬し、応援して来た人間として現状を危惧しています。

仮に「日本文化チャンネル桜」がこのまま間違った道を歩めば、安倍内閣の崩壊前にCH桜は崩壊するでしょう。私はチャンネル桜に頑張って欲しいと同時に、本当に心配しているのです。


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