前回はヒトラーの登場まで見てきました。

これまでの内容を簡単に整理し、続きを話します。

 

1. 過去の封建制からフランスで起きたフランス大革命により王権が崩れます。

 

2. その後、各国家で産業化が加速し、イギリスの産業革命は従来の需要と供給のバランスを崩すきっかけとなります。

 

3. 供給の増加により需要先を探すようになり、産業化を早く始めた国であるイギリスやフランスは植民地を探し始めます。

 

4. しかし、封建制の崩壊が遅くなり、"産業革命" つまり供給が増える現象が遅れた国家も消費先を探すために芸部へ視線を向けます。しかし、すでに列強国が占めているところがほとんどなので、戦争を起こすことになります。

 

5. これを第一次世界大戦といい、ドイツが始めました。

最終的にドイツは敗退し、フランスでベルサイユ条約を結びます。

 

6. 植民地を失い、戦争賠償金を支払わなければならないドイツは、さらに苦しくなります。そんな中、ヒトラーという人物が登場します。これは第二次世界大戦の始まりであり、"ホロコースト"というユダヤ人大虐殺が起こるきっかけとなります。

 

7. 経済的には第一次世界大戦が終わり、アメリカで始まった世界大慌が発生します。これも需要と供給の矛盾から出た結果であり、世界中がさらに苦しくなります。

 

この時、ドイツはハイパーインフレーションでマルクの暴落を引き起こし、さらに厳しくなる時期になります。

 

 

--------------ここまでが前回までの要約----------------

 

時期的に要約すると、

封建制の崩壊→産業革命(資本主義の到来)まで見てきました。

私たちが学校で勉強したアダム・スミスの"見えざる手"がちょうどここまでです。

需要と供給とは、見えざる手によってバランスを取る、ということです。

つまり、封建時代から王と領主という支配階級にいじめられてきました。

王=国家の時期だったため、そんな王を倒して作られた時代がこの時です。

そうすると、当然 "国家の介入"が嫌になるでしょう。

国家の介入は嫌!=アダム・スミスの"見えざる手"です。

 

しかし時間が経つにつれて、さっき要約したような問題点がずっと発生し続けました。

 

この時、「資本主義は変だ、自分たちの国の介入が強い制度にするぞ」となった国がロシアで、取り入れたのが共産主義です。

 

 

アメリカは、当時ルーズベルト大統領が"ニューディール政策"を展開します。

これは社会主義を維持しつつ、国家の介入を積極的に受け入れるということです。

 

例えば、国家主導で公共産業を推進します。ダム建設が代表的ですが、国が工事する企業を選定し、雇用された労働者が工事を行います。雇用者と企業が共に利益を得られるようにし、その結果として消費促進により社会全体的に好循環がなされるようにするのです。この方法は世界大恐慌以降、アメリカで取り入れられた経済政策であり、企業に友好的な方向を提示したのです。

 

一方、ドイツでは国家にお金も植民地もなく、ハイパーインフレで軍国主義により戦争を引き起こします。

 

また、重要な国家であるロシアでは、資本主義の未来を予見し、共産主義革命を前もって引き起こします。マルクス主義思想に基づき、国家が社会や生産者を統制し、労働者を保護する政策を取ることになります。

 

この時期、全世界の経済政策の共通点は、どっちにしろ国家が強く介入するということです。形態や体制が違うだけで、国家の強制統制干渉はこの時期から行われました。

 

 

第二次世界大戦

 

 

ドイツはヒトラーという強力な指導者がユダヤ人から奪った財産で戦争準備をし、ポーランドへの侵攻をきっかけに第二次世界対戦が勃発します。

 

日本がなぜ急に世界大戦に参戦するようになった過程は西側諸国と似ています。

アジア諸国で一番最初に産業化を始めた国が日本です。西洋文化を受け入れた日本の産業化が"明治維新"です。その後、日本も余剰生産物が多くなり、海外に植民地を探しに行くようになります。韓国、台湾、サハリンまで植民地を持つようになった日本は、第二次世界が勃発したあと、中国を植民地にするためにドイツやイタリアなどと同盟を結んで参戦することになりました。

 

 

ドイツがポーランドを侵攻すると、イギリスとフランスも参戦し、ドイツの戦車部隊(この技術が今後ベンツやアウディ、フォルクスワーゲンになります)はデンマーク、ノルウェー、オランダ、そしてフランスまで占領することになります。ドイツは勢いに乗っていたため、イギリスまで手を出しましたが、イギリスは占領に失敗し、この時から衰退がはじまります。

ドイツは戦争資本金が不足し始め、お金が必要になったことで触れてはいけない国家"ロシア"のモスクワを占領しようと進撃します。歴史上、ロシアを攻撃して成功した国家はありません。むしろ攻撃した国家が崩壊しました。ナポレオンもヒトラーもロシア侵攻で失敗して崩れることになります。

 

そのあと、フランスのノルマンディーに英米連合軍が奇襲作戦を行うことになりますが、この戦争は"ノルマンディー上陸作戦"といい、ドイツは敗戦し、1945年5月に敗北を宣言することになります。

 

ドイツは東ドイツと西ドイツに分かれなければならず、東ドイツはソ連、

西ドイツはイギリス、フランス、アメリカなどが管理する分断国家体制を持つことになります。

 

 

日本はポツダム宣言を受諾し、1945年8月15日に天皇が終戦を告げました。その後、日本も敗戦国とはなりましたが、戦利品と考えると利害関係が多いと考えられたことから、オーストリアを中立国として置いたことで、今の日本が成立しました。

 

今日はここまで!