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今週の奉仕会（2020/12/7の週）で排斥に関するエグいビデオが流れましたね。

あちらさんはあくまでも『愛ある取り決めである』との主張です。

今回のビデオは４年前のブロキャスからのものです。その時にかいた記事を「再掲」としてもう一度UPさせていただきます。

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※2016年11月9日投稿分を少し修正編集しています。

テーマは、タイトルにしたように『排斥忌避の強化』です。

《神に忠節であること＝真理を擁護すること＝排斥忌避の命令を守ること》

という図式を作り上げて、非人道的な行動を取るように相変わらず勧めています。家族よりもエホバを優先しなさい！という命令です。エホバの証人が、家族を引き裂く宗教であることがここに証明されています。

精神力のある方は、ぜひ直接ご覧ください。

https://www.jw.org/ja/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC/%E3%83%93%E3%83%87%E3%82%AA/#ja/mediaitems/VODBiblePrinciples/pub-jwbai_201611_1_VIDEO

見るに（聞くに）堪えない方のために、そして話のトリックを解明するために私らしく、全文書き起こししてみたいと思います。

ドラマのタイトルはなんでしょうね…仮に、『息子が戻るその日まで』ということにしておきましょう。

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忠実な兄弟姉妹が、どのように真理の擁護者となっているか？

親しい友人や家族が真理から離れるなら、とても厳しい試練となりえます。信仰が本当に試されます。次のドラマを見ながら、エホバに忠節を保つことによって母親がどのように真理を擁護することができたのか、注目してください。

（以下、１人の母親が独り言で経験を語る、という形で話がすすみます）

ガブリエロです。夫のベンと私はずっと集会を楽しんできたのですが、最近は大変です。大切なものを失いました。息子です。夢なら覚めて欲しいと思いました。こんなことがわたしたちに起きるなんて。

（息子が断絶届（家出届？）を書き残して、家を出ていくシーン）

息子のリーバイは、もうエホバの証人ではないのです。

長老や友人たちは本当に優しく支えてくれました。みんなリーバイの成長を見守ってくれていた人たちだったんです。初めての割り当ての時も、バプテスマを受けた時も。

取り乱していました。リーバイがエホバを捨てた事もそうですが、それ以上にがっかりしたのは、自分に対してです。親として失格だと感じました。息子の事が頭から離れませんでした。どうしているのか…と。

そして、タダでさえ辛い気持ちが耐えがたいものになりました。

（息子から母親の携帯電話へ着信（メール？）が鳴っている。）

クリスチャンの歩みを捨てるどんな者との交友をやめなければならないことは、わかっていました。

（母親、辛い表情で息子からの着信を拒否、無視する。）

でも、自分がそうしないといけないことになるなんて…。

その日の晩、コラの子たちについての話がありました。

エホバはモーセを用いている事を明らかにされました。コラではありません。エホバが反逆者たちの天幕から離れるようにと人々に告げた時、コラの子たちは‘家族よりもエホバに忠節を示すかどうか’が試されました。

彼らはエホバへの忠節を保ち、祝福されました。

その晩、息子からのメールについて夫に話しました。気持ちも全部話しました。どれほど息子を想っているか、でもエホバに忠節でありたい、コラの子たちのように。夫も自分の辛い気持ちを話してくれました。でも夫の話にハッとさせられました。

『僕たちがリーバイとエホバの間に立って、懲らしめに手心を加えるなら、実際にはエホバの愛がリーバイに届くのを妨げることになる。だから僕たちがエホバに忠実でないといけない。息子を救えるのはエホバなんだから。』と。

エホバを信頼し、忠節を保てるように二人で祈りました。

（幾年かの月日が過ぎる…）

あれから５年になります。まだ息子は戻ってきてはいません。でも諦めません。息子が戻るその日まで、開拓者として一生懸命に働きます！エホバを知ることができるよう、他の人のために！一心に！

詩編97：10の言葉を実感しました。

「エホバを愛する者たちよ、悪を憎め。神はご自分に忠節な者たちの魂を守っておられる」

エホバは本当に忠節な者たちを守られます。

（ドラマ終わり。最後に司会者の結びがあります）

ガブリエラが厳しい試練を乗り越えるのに何が助けになったでしょうか？

例えば、息子からメールが来た時、聖句の状況を自分の状況に当てはめました。コラの息子たちの良い模範からも力を得、息子への感情に流されたりはしませんでした。エホバにしっかりと忠節を示しました。

夫の便も役立つ記事を見つけ、自分たちがエホバと息子との間に立ちはだからないことの大切さを理解しました。そしてエホバの愛の表明がリーバイに届くことを願いました。

私たちも試練に面した時はいつでも、エホバに導きをたゆまず祈り求め、出版物や集会でエホバの助言を探すべきです。

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エホバの宗教はあくまでも排斥忌避が神様の愛の懲らしめの表明だ、と主張します。怖いですね、本当に。

非人道的な行為を、神の名のもとに平然と行わせる力…それがカルト宗教の特徴ともいえるのかもしれませんが。

本当の排斥忌避の目的は何ですか？

それは「見せしめによる内部統制」です。

そして「裏切り者に対する制裁は本人だけでなく家族にも及ぶ」ということを、まだ在籍している信者たちに教え込み、恐怖心を与え、宗教から脱会できないようにしているのです。

考えてみてください。

もし、忌避の問題がなかったら、この組織はどうなると思いますか？

すぐに半減するでしょうね。

◆自分が忌避の対象になるのが怖い、という感情。

◆そして、自分の家族や親族が、いわば組織に「人質」として取られていること。

この２つが、脱会を難しくさせているのです。

そしてその感情（状況）を巧みに操っているのがエホバの宗教の組織です。

＜入会する時はラブシャワー。脱会する時は忌避シャワー。＞

と、以前、どなたかが仰ってましたが、まさにその通りだと思います。

この宗教の本質は、

『裏切り者は許さない』

『タダで済むと思うなよ』

『逃げ得にはさせないぞ』

『残された家族がどうなるか考えろ』

これですね。

某、北の国とまったく同じ思想だと言えるでしょう。かの国では、裏切り者の処刑を対空ミサイルで行ったそうです。もちろん、公開処刑です。

エホバの宗教が行なう、排斥忌避も全く同じです。愛ある懲らしめ、などそこには微塵にもありません。あるのは内部統制と引き締め、それだけです。

『エホバの愛ある懲らしめ』という言葉に惑わされないでください。あなた自身がどう思うのか、じっくり考えてみてください。集会や大会会場では、長老や仲間の兄弟姉妹たちには正直に言えない感情が湧き上がるでしょう？でもそれが、『人としての自然の情愛』なのです。そしてその感情は神様が作ったことを忘れてはなりません。排斥忌避を行って、だれが得をするのか？それを考えるだけで、この制度がいかに最低な教理であることが理解できます。

ちなみに今月のﾌﾞﾛｷｬｽの冒頭の話では、この世は嘘で満ちている！

我々だけが真理だ！という何とも哀れな話がなされていましたが…エホバの宗教が嘘つきであることを最後に追記しておきます。

公式サイトjw.orgには排斥に関して何と書いていますか？

（一般の人に対しては何と言っていますか？）

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エホバの証人ではなくなった家族からの電話やメールを無視したり、近況を尋ねたりすることは何にあたるのでしょうね？組織がここでいう『家族としての絆、結婚関係、家族のかかわり、

愛情』というのは何を指しているのでしょうか？

表向きには、このように健全な団体であることをアピールしている一方で、信者達に対しては、徹底的に排斥忌避を行うように圧力をかけているのです。

なんと、大嘘つきなのでしょう！

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あなたは本当に排斥制度が神の愛ある懲らしめの表明だと思いますか？

そう感じるならどうぞご勝手に。

でも、そこに？？？と感じたのであれば、どうぞその素直な気持ちを大切になさってください。決して嘘つき組織に振り回されることがありませんように。

そして、万が一、ご家族やご友人が排斥されるといった状況に陥ってしまったなら、自分はどうすべきか…。ただあなたと神さまとの間だけで誓約を交わせば良いのです。

その誓約（や神様との話し合い）に組織が介入する権利など微塵にもないのです。

（あとがき）

それにしても…

『息子が戻るその日まで、開拓者として一生懸命働きます！』には大爆笑しました。開拓者、どんだけ～～～ｗｗｗ

【再掲】排斥正当化のビデオ（2016/11ブロキャスより）