はじめまして。マイナスドライバーと申します。
ブログを訪ねてくださり、ありがとうございます。
私のブログのテーマは、
『JW2世の日々の葛藤をコソコソと語る』です。
離れることも、留まることもできない…。
全否定も、全肯定もできない…。
非常に中途半端な立場です。
しかし自分の本当の心が何かを叫びたくなったのでしょう。
この度(2014年5月15日)、ブログを開設することにいたしました。
以下にJWに対する思い、スタンス、ブログの方向性、
そして私自身について少し触れてみたいと思います。
私にこれまでに寄せられたご質問に基づき作成しました。
これらを読んでいただき、もし話が合いそうでしたら、ぜひ、
コメント欄で絡みましょう!メッセージも歓迎いたします!
●尚、アメンバー申請については、
・コメント欄やメッセージで、それなりにやり取りがある方。
・自身のブログをお持ちで、JWスタンスが明確な方。
…これらの条件を満たす方に限らせていただいております。
いきなりのアメンバー申請にはお応えできません。ご理解ください。
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◆これまでのJW経歴は?
→いわゆるJW2世として、生まれて以来、数十年この世界にいます。
→典型的な2世生活を送り、高校卒業後4月から正規開拓者として、
20歳で奉仕のシモベとして、群れの監督(司会者)補佐として、
それなりに、JW世界で頑張ってきたつもりです。
→とある出来事をきっかけに、いわゆる‘特権’を各種剥奪される。
◆今のJW立場は?
→幽霊部員かもしれませんが、一応現役です。
→今のところ、不活発でも不定期扱いにもされていません。
制限も特にかかってはいません。模範的、ではないだけです。(笑)
→野外での宣教活動は完全停止しました。これだけはもうできません。
◆2世ということですが、親は厳しかったですか?
→たしかに‘懲らしめの鞭’はされました。竹定規、革ベルト、ガスホース…
とても痛い思いをしてきました。毎月4回しないといけない親との聖書研究
も地獄のような思いでした。集会中寝てたらシャーペンで太ももをブスブス
刺された記憶もあります。寝てたらカウントされて帰って鞭!というのも
ありましたね…。
→親自身は、~しなさい!と強くいう事は少なかったですが、事あるごとに、
‘エホバはどう思うの?’‘エホバは悲しまないのか?’そんなことばかり
言われてきましたので、事実上、強制的に2世の歩みを全うするハメに
なり、結局は組織にとって良い子であることが全てだ、という価値観を植え
込まれたような感じがします。
→しかし、他のブロガーさんの経験談を拝見する限り、我が家はまだ
緩かったのかもしれません。そのことはせめてもの救いでした。
学校の友達とも遊ばせてくれました。漫画もある程度読ませてくれました。
当時流行ったコンピューターゲームなども買ってくれました。好きな
音楽も聞かせてくれました。今となっては感謝できますかね…。
◆親に言いたいことはありますか?
→……。(;´Д`)難しい質問ですね。よく聞かれるのですが…。
恨みがない、といえば嘘になるのだと思います。
しかし…親も必死だったのだと思います。楽園に行くために。
春曲げを生きて通過する為に。子どもを救うために…。
結果はともかく、こどもに対して悪意はなかったであろうと信じています。
そして私自身について言えば、上に書いたように、‘虐待レベル’での
仕打ちに遭っていたわけでもありません。
そして、詳細はかけませんが、今、親がJWに対して思っていることも
知ることができました。
ですから、『組織を憎んで、親を憎まず。』
これが1番いいのかな…と。少なくとも‘今は’そう思っています。
親も被害者の1人なのだ、と。
◆本音はどうだった?実際はどんな生き方をしていましたか?
→立場(特権)こそ、与えられてはいましたが、特に熱心だったわけでは
ありませんでした。個人研究なんてしたこともなかったです。
表面上、模範的な兄弟を演じていただけです。そうするしか生きていく
道がない、と思って、諦めていました。
→幼い時からこの世界の住人です。他に選択肢を考えることすら
できませんでした。学校での証言も本当は嫌でしたが、これも運命だ!
と思って切り抜けてきました。
→職場でたくさんの先輩たちにはじめて世間の常識を教え込まれました。
当時は辛かったですが、思い起こしてみると私にとって唯一の救いでした。
おかげさまで、JW組織から見ると‘裏表のある生き方’をしていた、と断罪
されてしまうのでしょうね。
◆アンチJWになるきっかけは何でしたか?
→何かのことがあって、ショックを受けたとか、そういうのではないです。
元々半信半疑でJW生活も送っていましたから、『あ、やっぱりおかしいよね』
『自分の感覚間違ってなかったよね』って感じでした。
→しかしそんな中でも、今から10年少し前でしょうか…
毎年、塔の記事で寄付について言及されはじめましたよね?
宝石・貴金属・不動産・保険の受取人…etc、あれには違和感を覚えました。
→さらに数年前の統治鯛アンソニー・モリス来日の際の話は私を後押ししました。
『意識不明じゃない限り、施設にいる人間も15分奉仕しろ!』
https://www.youtube.com/watch?v=rAeysDQeqCw
→そして2013年の年鑑に載せられたこの記事。
ご都合主義という言葉では片付けることができない、この組織の
最低な価値観を、そして真の姿を突き付けられた感じがしました。
◆インターネットで情報は得ていましたか?
→以上のような経緯があり、2013年頃から、各種ブログを始めとする
様々な方の意見に触れるようにしました。それはこれまで数十年の私の
中の疑問に対する答えを与え、様々な情報が「点」から「線」になった
感じがしました。
→そんな中、私が1番初めにみたJW関連のサイトは…
・『エホバの証人の個人研究ノート』byぴゅうさん
http://d.hatena.ne.jp/pyubible/archive/201301
・『エホバの証人研究 ~jw study~』byカレブさん
・『金沢文庫~北広島会衆大量排斥事件簿~』by金沢司氏
http://www.stopover.org/lib/Kanazawa/
→そして、ここアメブロに辿り着きました。
◆エホバの証人という宗教について、今、どう思うか?
→(表向きではあるが)聖書を根拠にしているので、
『良いもの』と『悪いもの』が混ざり合っていると思います。
しかし、事実上は、神や聖書を上手に利用した新興宗教の1つに
過ぎないのだと思います。その中身は、特権階級と組織崇拝に
満ち溢れています。
→入信する時は‘ラブシャワー’、立ち去る時は‘忌避シャワー’です。
入りやすく、出にくい、という特徴はカルト宗教そのものだと思います。
→全肯定も全否定もできない、というのが正直な感情かもしれません。
だから葛藤があるのでしょうね、辛いんでしょうね、悩むのでしょうね…。
この世界には、たくさんのいい人たち、お世話になった人たちもいます。
そのことまで忘れたくはありません。
→許せない教理は、『輸血拒否』と『排斥忌避』です。もう1つ加えるなら
『組織(統治鯛)崇拝』ってところでしょうか。この話題になると多少、毒を
吐きまくる傾向が見受けられます。(笑)予めご了承くださいませ。
◆神や聖書についてはどう思いますか?
→もう生まれてこのかた数十年もこの世界の住人です。
まだ洗脳されてるやん!と言われるかもしれませんが、神さまや
イエスキリストの概念、聖書そのものの教えの価値は素晴らしいもの
だと思います。それまでも否定したいとは思いません。
しかし、本当の神さまが‘ものみの塔聖書冊子協会’(WTJW)にいる
とは思えません。ここにあるのは統治鯛という神さまだけです。
◆そこまでJWが嫌なら、早く辞めればいいのではないですか?
→仰る通りだと思います。スパッと辞めることができるのであれば、
それに越したことはありません。まして、こんなブログなどを書いて、
‘後ろのもの’に対してどーのこーの批判することなんて、今後の
自分の人生にとってプラスではないでしょうし、そんな時間があるなら
働け!って感じです。ホントその通りです。返す言葉がございません。
→ただ、私1人であれば断絶届でもなんでも叩きつけることができますし、
私自身は一般社会としっかりとコミュニティは作っておりますので、
既存信者から忌避されようが別に構わないのですが、やはりこの世界
には、依然として家族がおり、親・親戚がいます。
そう、いわば人質としてとられているのです。私が離れてしまった為に、
まして宗教なんぞに家族関係を引き裂かれたくはないのです。
家族で足並み揃えて脱塔できる日を、私自身も心待ちにしています。
※この件については、排斥忌避を経験しておられる方からすると、非常に甘ったるい考え方かもしれません。
自然消滅狙いは卑怯だ!という考え方もあるでしょう…。そのことは重々承知しているつもりです。
不快に思われたのであれば、お詫び申し上げますが、あくまでも今の私の思い、ということで書かせて
いただいております。その点、ご査収くだされば嬉しく思います。
◆このブログの目的は?
→内部のレア情報の告発でも、教理の矛盾点を論破するスタンスでは
ありません。(立場もないし、論議も苦手なので)
→今、証人活動をしててリア充な方に用はありません。私のブログなど
みるだけ害だと思いますよ。貴方の貴重な信仰をいとも簡単に打ち砕いて
しまうと思いますから。どうぞお引き取りください。
→しかし、今、何か胸がつっかえている方、板挟みになっている方、
なにかJWがおかしな方向に向かっていると心の奥底で感じている方、
本音が家族や仲間に話せないと感じている…そう、そこの貴方!
その苦しい思い、貴方だけではありませんよ!だから安心して!
『自分だけではなかったんだ…』
私自身、こう思えたことで、どれだけ多くの重荷から解放されたことか…
貴方のその‘重荷’、ここで降ろしてしまいましょう。
差し出がましいかもしれませんが、そのお手伝いができたらいいな、と
いう思いで、このブログを今もなお、継続させてもらっています。
→いろんな方がいらっしゃるとは思いますが、私が1番気にかかって
いるのは『今もなお現役で、右にも左にもいけない、首も回らない』
そんな人たちです。どうか1人で悩まないでくださいね!
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こんなところでしょうか。
では、今後ともよろしくお願いいたします。