エボラ出血熱の猛威はまだ続くのでしょうか…?心配ですね。

そんな中、JW.ORGでもこの話題が取り上げられている

ことは、ご存知ですか?サイトなんて見たくもないわ!と感じる

方もいらっしゃると思うので、勝手に取り上げて、勝手に感想でも

述べてみたいと思います。


(公式サイト:新着ニュース10/9付より引用)

*************************************************************

世界保健機関2014101発表よると,西アフリカエボラ出血感染7,178上り,死者3,300超えおり,これら今後増える見通しです。102時点で,ギニアシエラレオネいる2,800エホバ証人うち,1女性看護感染し,925亡くなりました。6,365エホバ証人いるリベリアは,10亡くなりました。そのうち6医療関係でした。ナイジェリア感染増えますが,エボラウイルス感染エホバ証人ません。また,これら奉仕するエホバ証人宣教たち感染ません。感染拡大する中,多く宣教たち休暇離れたり,ヨーロッパ米国開かいる大会出席たりました。宣教は,奉仕いる場所戻っますが,地元支部取り決め予防措置指示従っます。航空運航規制そのほか状況ゆえに,割り当てられ場所戻ることできないたちます。

*************************************************************


私、昔からこういう表現嫌いなんですよね。別にJWに限らないん

ですが。海外のニュースで「日本人は含まれていませんでした」

みたいな言い方。事実は事実なんでしょうけどね、必要な情報なんだと

思うのですが…うまく言葉にはできないんですが…

「自分らさえよければ、それでええんかい!?」と感じてしまうことが

あります。


年鑑はJW内部信者に向けての書物だからいいのかもしれませんけど、

特に今、現在進行形で大変な状況の時に、「JWだから救われている

部分もあるんです」という言い方をするのは、どうかと思います。


感染者が増えてる中で、JWはいない、とか。大会に出席するために

その国を離れていたので(つまり霊的な活動をしていたので)感染する

ことがなくて、とてもよかったです。諸般の事情だから戻りたいんだけど

戻れないの~ごめんね~わざと帰らないってことじゃないのよ、誤解

しないでね~と言わんばかりです。

どうせ本音は絶対に戻ろうとは思ってないくせにね。


死人に対するJW的な見方の故に、表現は難しいのかもしれませんが、

一般で言う『亡くなられた方のご冥福を…』みたいなフレーズの1つでも

いれることはできないのでしょうかね?どこみてもそんな1文ないんです。

この記事で強調されているのは、エホバの組織は衛生面における聖書の

原則をしっているので、適切な指示を与える事が出来た。組織はきちんと

顧みていますよ、特別訪問も行いました。JWはきちんと従いました。

だから死人も殆ど出ませんでした。霊的な事を第一にしていたから感染を

防げました。JW組織は素晴らしいので当局にも認められています。


ま、こうしたことですよ、この記事全体で伝わってくるメッセージは。

度々、この話題をしているのであれば、進捗状況報告ということでいいの

かもしれませんが、恐らく1度限りの記事にするのに、すでに犠牲になら

れた方への気遣いや言葉はないのか!?と思ってしまいます。

胸が苦しくなりました。

「自然の情愛を失う」とはこういう事をいうのか…と思いました。



しかし、自称神の組織はこうした表現が大好きです。

ザクッというところの‘ご都合主義’ってやつですね。




私は10年前位から、この組織に違和感を感じ始めて、いつぞやの

名古屋ドームでの問題発言以来、覚醒が加速していったわけですが、

そんな中、私の心にショックを与えると同時に、覚醒へのターボが

かかった記事がありますので、この機会に紹介したいと思います。


(2013年 年鑑p.28-から引用)

**************************************************************

2012年6月3日,日曜日,ナイジェリアで悲惨な飛行機事故が起きました。旅客機がナイジェリア最大の都市ラゴスで,人口の密集する市街地に墜落しました。搭乗していた153人全員が死亡し,現場付近でも多数の死者が出たのです。

飛行機は3階建てのビルに激突しましたが,そのビルの3階にコリンズ・エウェとその家族が住んでいました。事故当時,この一家は王国会館で会衆の集会に出席していました。

午後3時35分ごろ,「ものみの塔」研究の最中にコリンズと妻のチンイェレの携帯電話に何度か着信がありましたが,二人は出ませんでした。集会が終わると,チンイェレは電話に出ました。二人の住む建物が火事だと,近所の人が知らせてきたのです。家に戻り,状況が分かりました。飛行機がその建物に激突してから近くの別の建物に落ち,炎上したのです。

チンイェレはこう言います。「家にいたら間違いなく命を落としたはずです。事故後に手元に残ったのは,着ていた集会用の服だけでしたが,何よりも命が助かりました。巡回監督がすぐに救援委員会を設置し,兄弟たちはわたしたちを本当によく世話してくださいました。とても感謝しています」。

コリンズはこう語っています。「わたしがエホバの証人になって反対していた親族も,考えを変えました。ある親族にこのように言われました。『あなたのエホバは祈りを聞く神なんだね。その神から離れてはいけないよ。あなたを助けてくれるのだから』。別の親族は,『これまで神に仕えてきたように,引き続き一生懸命仕えなさい』と言いました。今回の件で,エホバのみ手が働いているのがよく分かりました。非常にうれしく思います」。

**************************************************************


この記事読んで、私は愕然としました。完全に「人」としての

感情を失った人たちだ!と確信しました。だって、考えてくださいよ!

飛行機事故ですよ!?大参事ですよ!実際に153名が亡くなられています。

それをなんですか!集会に行ってたからよかったです、だと!?

怒りを通り越した感情が私の心に迫ってきました。そんな発言をする方も

狂ってる!そしてそれを美談として記事にしてしまう方も狂ってる!

集会中に緊急連絡が入っても霊的な事が優先だから電話に出なかった?

家の近所での人命にかかわる連絡だったら、どうする気だったの??

信者でない家族や親戚の方たちが絡んでることかもしれないのに!?

そして結局は、助けてくれた組織に万歳!ですか…。

亡くなられた153人は邪悪な者だったんですかね!?

そのように突き詰めてやりたいです。

エホバの御手が働いてるのを確証するためには153名の方の命が犠牲に

ならないといけなかったんですかね!?そこまで考えてしまいます。


歪んだ選民思想って本当に怖いですね。