日曜に集会があるだけで、週末の価値が半減してしまいますね。

こんばんわ、マイナスドライバーです。

 

今日の塔は、なかなか日本人には理解しがたい内容でした。

 

どうやって適用するのか、突拍子もない適用に走り出さないか

不安を抱きながら行ってまいりました。

 

手元に雑誌がない方の為に、概要を申しますと、

 

『誰も二人の主人に仕える事はできません』という主題です。

発展途上国に住む人向きの記事です。仕事を求めて外国へ

移住することについて。配偶者や子供を残して行く事の危険性、と

家族の責任に対するエホバの見方を学びましょう、って内容です。

去年か一昨年か忘れましたが、地域大会の劇の場面の設定で

ありましたよね、このケース、あれです。

 

基本的には、自分たちにあまり関係なく、グサグサくるような

 

記事ではないのですが、やはり気になる表現があちらこちらに。

今日はその点をぼやきたいと思います。

 

1つは4節です。少し抜き出します。

 

 

・・・・・・・・。(←WT得意技、文脈を無視させる効果的な方法。笑)

 

今はどうですか。国外に移住する人のほとんどは飢えているわけ

ではありません。ある人達は大きな負債を抱えています。家族の

生活レベルを上げたいと思っているだけの人もいます。多くの人は

不況の中で、自分の目標を達成するため、家族から離れて

国内外に移動します。・・・・・・。

 

飢えてるわけでないなら、それで満足しろよ!と言われている

 

ような気がしてしょうがなかったです。

わかるんですよ、いいたいことも、記事の趣旨から考えても。

でもここでなされる注解や司会者の補足が絡んでくると、

『現在の日本に住む我々もこの基準を忘れないようにしましょう!

飢えているわけではないんです。だから仕事などの選択の際は

必要最低限にして(8.9節で論じられているよう)この日のパンを

求める態度で生活しなさい、エホバは必ず備えてくださいます』

強制されてるように変化します。

怖いですね、捉え方が変わって注解が暴走すると。これは雑誌の

記事の書き方も問題があるとは思いますが、実際の会衆の中の

マイコン信者達が、どのような思考パターンを持っているかを

如実に示していました。

ま、もっともそんな事を張り切って注解するのは、未信者の旦那の

収入で楽々開拓してる30年選手のBBA達なのですが…。(笑)

 

6節ではご丁寧に、

 

エホバは…私たちが実際に必要とするものを積極的に与えてください

ます。実際真の幸福と安心を得る唯一の方法は、お金ではなく

気遣いの深い父を信頼することなのです。

とあります。

 

実際に必要とするものねぇ…。お金?お金?お金?(笑)

 

エホバは天からお金を降らしてくれるのでしょうか?

開拓をしていたら金持ちにたかっても良いという根拠?

 

記事書いた人よ…、あなたの言いたいこともわかる、エホバを

 

全面的に信頼しなさいという話もわかる。でも表現に気を付けなよ!

 

ある1世の方、研究してバプ受けて開拓して…貧乏でも頑張って

 

貧乏でもエホバが備えてくれるって信じて、開拓して、ロクに

食事もできなくなって…で、栄養失調で倒れて、極貧生活に

耐え切れず職場の一般人と結婚して、排斥されて…という人を

知っています。

このイエスのすばらしい言葉も、適用の乱用で、歪んだ見方で、

このような結果にもなるということを上層部は忘れてはいけないと

思います。あと演壇で司会する人もね、煽るな!

 

あともう一つは8-11節です。

 

相変わらずとても極端な例を引き合いに出して、それをベースに

話をすすめるもの。一言、これは極端な例ですが、とか書けよ!

出稼ぎに行くと必ず起こる問題として取り上げられています。

少し抜粋してみましょう。

 

親子が一緒に生活できないと、感情的にも道徳的にも問題が

 

生じます。様々な国の報告によると、配偶者や子供たちから

離れて外国で働くことは、ある人たちにとって深刻な問題の一因と

なってきました。夫婦であれば、その一方もしくは双方の不倫、

同性愛行為、近親姦などがあり、子どもであれば、異常行動の

増加、学習能力の低下、攻撃行動、不安、うつ病、自殺傾向など

があります。子供が幼ければ幼いほど、別居が長ければ長いほど

問題はひどくなります。

 

極端だと思いません?そんな事を言いだしたら、何でもありです。

 

人がJWになると・・・・・・・・のような問題が生じます、とかそんな

話になってしまいますよね。

もう少し言い方や提案の仕方があるやろうに…と思いました。

本当に助ける気があるのなら、今の時点で別居して暮らしている

人ができることを提案してあげたらいいのに…とつくづく思います。

 

そんな極端な例は聴衆の心もマヒさせ、今日の記事が、日本に

 

適用されて、全時間の仕事をしている人たちへの攻撃に変わって

しまうんですよね。さすがに司会者はスルーしましたが、注解で

やっぱり出ましたね。仕事の選択や携わる時間に関して今日の

記事の指針を当てはめてみたいと思います。ってね。

 

話の趣旨が全く違うじゃん!とおもいます。何が何でも適用して

 

ストイックになれば霊的な人扱いされるのでしょうか?

 

少し話が逸れてしまいましたが…

 

極端な例を引き合いに出し、組織の指示に従う事の必要性を

訴える方法は、昔からありましたが、やはりひどいですね。

『世の人』や『世』に対する差別的な見方がこのようなところにも

現れているのです。よくわかりますね。

 

 

目立った点は以上です。では今週の範囲でみなさんが…

 

 

(↑もういいって!笑)