最近仕事に忙殺されHP、ブログの更新ができなくなってしまっている店長です
さて、今月は犬猫の殺処分を考えよう!という月間「ドッグマンス」です。
我がミンティドッグも「ドッグマンス」に参加しております。
ミンティドッグでは「ドッグマンス」ステッカーを購入していただいた方に“まいご札”をプレゼントしております。
このステッカー購入代金¥500すべてが「ドッグマンス」の資金(冊子、ステッカー代等)になります
9月18日~9月20日西日本新聞夕刊で「きずなを求めて」~動物愛護週間に~
という記事にも取り上げられておりましたが、福岡県の犬猫の殺処分件数は全国一(平成18年度)という悲しい事実があります。
殺処分がどうして多いのか?じゃあどうすれば殺処分が減るのか?
自分なりに分析してみました。
まず実際の数ですが、
福岡県殺処分数(平成18年度)
犬:6,250匹
猫:12,433匹
福岡市殺処分数(平成18年度)
犬:451匹
猫:2,789匹
圧倒的に猫の数が多いです。
動物の殺処分というと、犬の殺処分がクローズアップされがちですが、実は問題は猫なのです。
しかも仔猫。
殺処分数のうち、仔猫の数は、
福岡県で約一万匹
福岡市で約2,400匹
全体の殺処分の仔猫の割合は、
福岡県は54%
福岡市は77%
という高い割合で仔猫が殺処分となっています。
ちなみに犬の殺処分件数は福岡市では減っています。
(平成11)1,538匹 (平成12)1,274 (平成13)865 (平成14)787 (平成15)830 (平成16)532 (平成17)505 (平成18)451
平成11年の頃に比べると30%以下です。
福岡市の猫の殺処分はというと、
(平成11)4,551 (平成12)4,493 (平成13)4,183 (平成14)3,376 (平成15)3,695 (平成16)2,931 (平成17)2,629 (平成18)2,789
平成11年の頃に比べると60%まで減ってきてはいますが、 平成18年になり数が増えてしまっています。
これらの数から判るように、仔猫の殺処分を何とかしないと、福岡県犬猫殺処分ワースト1の汚名は返上できないでしょう。
じゃあどのようにすればいいのか!?
猫の問題は非常に難しいです。
猫を家の外に自由に出すのは常識となっていますし、野良猫の存在も普通になっています。
そのため望まない猫の妊娠という事態に容易に陥ります。
望まない猫の妊娠を減らす為には、一般家庭、野良猫ともにオス猫の去勢を考えた方がいいと思います。
しかし、野良猫の去勢に関しては行政の力が必要不可欠です。
一般のご家庭では、殺処分の現実を教えて理解していただかないといけません。
非常に難しい問題ですが、生まれたばかりの仔猫が一度も駆け回ることなく殺される事を考えると何とかしたいと思います。
とりあえず「ドッグマンス」に参加してください!!
そしてみんなに殺処分の事実を知らしめましょう