※掲載許可が下りなかったので写真なしです
結論から言うと今回は「家庭用プリンター」に軍配です![ニヤリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/003.png)
【今回の問題点】
・写真の解像度72ppi
・印刷時の色が、モニター表示とかなり違う(かなり濃い)
・コンビニのコピー機ならば「きれいに印刷できる」という思い込みフィルター
さて、
依頼を受けたパンフレット作成ですが、A3サイズ2つ折りの仕上がりがA4サイズになるパンフレットを作るのがゴールです。
そのA3サイズ上に、依頼者からいただいた写真を配置していきます。
Illustratorでレイアウト。
3案作ってそのうちの1案を選んでもらいます
この確認は、SNS上でやり取りをしました。
つまり紙ではなくデジタル。
記載するテキストも決まり、入稿する前にテスト印刷をするため、コンビニへ行きました。
2~3年前だったかな?
友人が
「ファミマのコピー機はカラーがきれいらしいよ」
と友人も誰かからの伝聞でしたが、そう言っていたのを思い出し早速ファミマに印刷しに行きます。
あれ?
色が濃く暗く(みえ)て作業していたモニターで見ていた写真の色味とは全然違う!
やばい!
しかも、写真がぼやけてる?
なんで?
何かまちがったかな?
・・・焦りました
まずやったことは、パンフレットを依頼してくれた先輩に「写真の色調整で時間がかかる」旨の連絡を入れ、
解決するための時間をもらいました。
先輩は「急ぎじゃないからいいよ」と言ってくれてとても助かりました
さて、ここからどうする?
次にプロのカメラマン(これまた先輩)に、写真の「ボケ」と「色味」の相談をしました。
「(解像度)ボケについては、もしかしたらうまく引き伸ばし調整ができるかもしれないから、一度自分に写真を送ってみて」と言ってくれて、確認してくれることになりました。
依頼者に提供してもらった写真は、300ppiもあれば72ppiのサイズが混在していましたが、私が使用したい写真だけ選んで9枚ほどメールで送りました。
しばらくして返ってきた写真はさすが!
プロの手を通り「変身」していました
被写体がくっきり際立っていたし、ボケもほとんどなくなっている。
「さすがプロやね!すごいね」と絶賛してお礼をいい、その時に教えてくれたことがありました。
「家庭用のプリンターの方がきれいに印刷できる時がある」
理由を聞いてみると、
「業務用コピー機は大体4色のインク(トナー)を使っているけど、家庭用は5~6色とか使っていて細かい色表現ができるものがあるから」らしいのです。
なるほど!
確かに私のプリンターも6色のインク使用です。
早速その写真を配置して家庭用のプリンターで印刷しました。
(ちなみに私のプリンターはA4サイズまでしか対応していないので、A4サイズの印刷でしたが)コンビニのコピー機とは色味が全然違いました。
侮るなかれ!
「家庭用のプリンターは業務用のプリンターには精度が劣るんじゃないか」と勝手に思い込んでいたので驚いた瞬間でした。
【今回のことを踏まえての反省点は】
・家庭用のコピー機も高性能である(ことが多い)
・身近なもので確認できるものは全て試そう(今回は自分のプリンター)
・写真の解像度は最初に確認しよう(初歩的なこと)
先輩カメラマンの一言がなかったら、いつまでコンビニ印刷を続けていたことか?
でも今回のことで、印刷や色を考えるきっかけになりました。
今回の写真の件では色調補正や明るさ・彩度のことも調べて自分で調整する方法も学びました(初歩的なことですが)。
また、写真がジャギーになることや、スマートオブジェクトに変換するメリット、ラスタライスしたらできることできないこと、などまで知ることができたのでとっても良い経験になりました。
それはまた記事をまとめて書きたいと思います。
【まとめ】
今回印刷を試したコンビニは3社(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート)
コンビニ印刷はA3サイズカラー印刷は1枚80円かかります。
トータル4日テスト印刷しているので、
表紙・中面2枚=160円×4日=640円
かかりました
カメラマンの先輩、ありがとう。
パンフレットを依頼してくれた先輩、ありがとう。
とはいえ、パンフレット作成はまだ終わっていないのです。
納品まであと少し、工程があります。
忘れないうちに残しとこっと