アウトサイダーズ ハワード・ベッカー
1963年
アメリカの社会学者ベッカーによって提唱されたラベリング理論を決定づけた1冊。
ラベリングとは、いわゆるレッテル貼りのことで、犯罪や非行といった社会的な逸脱は、それまではそれを犯す個人の資質的な要素に負うところが多いという考え方から、社会が「あいつは髪を染めているから不良だ」というレッテルを貼る(ラベリング)ことによって、その人物が実際に非行少年になって行くのであって、原因は本人と社会の双方にあるとした考え方で、後のマートンの「アノミー論」や「予言の自己成就」といった社会病理論の礎となった理論。
私は大学時代の「社会病理ゼミ」において、一番最初のテキストとして取り組んだ思い出深い1冊です。
もちろん大学時代の本を後生大切に取っておいたのではなく、今回メルカリで300円で獲得することができました。
昨夜この写真をゼミのLINEグループに送信すると、親友の久留米のナカムラは、「学生時代の本」と書かれた段ボール箱の中に入っているはずと報告してくれましたし、高知のホンダは、やはりゼミの親友の
ストーの卒業論文と、それを担当の佐々木教授が評価してくれた論集と、同じくわれわれがゼミ大会の感想を各班ごとに綴った学部論集のコピーを添付くれ、夜遅くにLINEが大いに盛り上がりました🤣
佐々木先生は、私が脳卒中に倒れた翌年に、やはり脳梗塞からの闘病の末にお亡くなりになりましたが、私たちのクラスを高く評価してくれていたことが窺い知れて、ホンダのコピーを読んで胸が熱くなりました😢
