大相撲秋場所 | われは河の子

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 大相撲秋場所7日目は、7人が1敗で並ぶ混戦だったが、場所後の大関昇進を目指す関脇熱海富士が、何度も苦杯を舐めている昨日まで3連敗中の大関安青錦に敗れて一歩後後退しました。

 今場所は後がない横綱豊昇龍が休場しているものの、横綱大の里と、大関琴桜が1敗と元気で、今日敗れたとはいえ熱海富士や、新関脇の富士の川も2敗と続いているので、これからまだまだ予断を許しません。


 私は父が相撲が好きだったので幼い頃からテレビ観戦は欠かしませんでした。

 大鵬、柏戸、佐田の山の3横綱時代からテレビで観ています。

 私自身は「巨人・大鵬・卵焼き」世代ですが、樺太生まれながら、北海道弟子屈(てしかが)町出身で、柔軟性に富み、無敵の大横綱だった大鵬より、猪突猛進のスピード横綱だった柏戸の方が好きでした。

 当時の大関は豊山、清国、大麒麟などがいたことを覚えています。


 その頃から北海道は、幾多の名力士、名横綱を輩出しましたので、応援には力が入りましたし、小学校の担任の先生が、まだ出世前の千代の富士の従兄弟だったこともあり、力が入りました。若くして亡くなりましたが、大関の北天佑なども好きでしたね❣️


 私自身は今から20年以上昔のシンアツシンの出張営業時代に一度だけ両国の国技館で生観戦をしました。

 その月は都内での仕事が多く、その日は夕方に仕事を終えて、確か錦糸町のビジネスホテルに泊まったと思います。

 フロントで訊くと、国技館までは電車1本で行けるということだったので、ダメ元で出かけてみました。

 その頃は朝青龍の一人横綱時代で、しかもその朝青龍が休場していたということもあり、また、若貴ブームも去り、現在ほどの相撲人気でもなく、夕方に行っても2階立ち見席のチケットを購入することができました。


 そのチケットを持って入り口のもぎりブースを通ろうとしたら、狭いブースに身を縮めるようにして元高見山の東関親方が、チケットをもぎってくれました❣️

 初めて国技館で見る大相撲は、歌舞伎と同じ伝統の格式美を感じました。

 すべての所作や行事が書き割りの中で繰り広げられている芝居のように思われ、それは桟敷席で弁当を広げていたり、大きなお土産包みを受け取っている様子からも伺えました。

 格闘技としては、力士たちが頭からぶつかる激しくも鈍い音が二階席の上段にまで響き渡ることに驚きました。

 生格闘技はプロレスなどでもそうですが、技そのものよりも音の方に迫力を感じます。

 プロレスでは、フェルト製のマットとキャンバスを敷いているとはいえ、板張りの本体に叩き付けられるボディ・スラム(抱え投げ)でも、凄まじい音が響き渡り、あの音だけでも強烈な痛みを実感することができます。


 スタン・ハンセンがアンドレ・ザ・ジャイアントに放ったボディ・スラム


 それが大相撲の場合、巨漢力士たちが頭から全力でぶつかり合う衝撃は何トンにもなると言われるくらいなので、その夜1番印象に残った出来事でした。