高校を卒業して京都で浪人生活を始めて、予備校寮から1キロほど若狭街道を下った「八瀬ゆうえんち」にあった食堂で、初めて衣笠丼というものを食べました。
衣笠とは、翌年から母校となった立命館大学や、その後世界遺産に指定された金閣や、石庭の龍安寺、左大文字山などがある、京都市内北西部の地名で、その雅な名前通り、甘く煮付けた油揚げと青ネギを卵でとじたものを丼飯の上に乗せたもので、確かに味も繊細で優しいものではありましたが、若さも体力もピークだった18歳の男子にとってはかなりパンチに欠けるものであり、カツ丼最優先主義だった私としては、その後二度と口にすることはありませんでした🤣
だいたい油揚げがメインの具材の丼って何よ⁉️
蓋を開けた時のガッカリ感と言ったらありませんでしたし、隣で親子丼を食べている同じ寮のキシモト君が、つくづく羨ましく感じました。
