スキージャンプ・男子ラージヒルで、二階堂蓮が涙の銀メダルを獲得して、日本ジャンプ陣は、男女各ノーマルヒル・混合と併せて4個目のメダルとなり好調ぶりを維持しています。
あとは最後となる、今大会から正式種目に採用された女子ラージヒルにも期待したいところです。
ところでスウェーデンのヤン・ボークレブという選手のことを覚えているでしょうか?
現在は主流となっている、スキーの先端を大きく開くV字ジャンプのパイオニアとして知られた選手でした。
ボークレブのV字ジャンプ。1983年
それまでは札幌オリンピックで金メダルを獲った笠谷幸生のようにスキー板は並行にして飛ぶのが当たり前とされ、V字は飛行姿勢を問われる飛型点で大きく不利とされました。
笠谷のクラシカルフォームのジャンプ。
そもそもボークレブはガニ股で、どうして脚が外側に向かって開いてしまうためにこのような形になったのですが、板を開くことによって翼のような形となり揚力が増し、姿勢の安定性を保つことができるために飛距離が伸びることが明らかになり、ボークレブ自身が飛型を維持したままで飛距離を伸ばすことができるようになったため、この飛び方が主流になりました。
最初、ボークレブの飛行を見た時には、なんと不恰好なスタイルかと思ったものでしたが、今やその姿勢の方が美しく見るから不思議なものです。
付記 亡くなったシンアツシン時代の営業の大先輩だった伊藤さん(20年以上前に既に70代だった)は、若い頃にスキージャンプをやっていたそうだが、当時は空中で両手をグルグル回す飛び方だったといっていました。 どう考えても空気抵抗が大きくてすぐ落ちそうな気がします![]()


