多分今ではそんなことをやってる人はいないだろうが、昭和の昔、洋食ランチなどを食べる時に右手のナイフで左手に持ったフォークの背にむりくりライスを盛り上げて食べるという謎のマナーがあった。
特急の食堂車などでいかにも田舎の紳士が苦心してこのような食べ方を披露していたが、その人はそれが正式なマナーとどこかで習ったのであろう?
イラストはchat GPTによります。
そもそも正式な洋食にライスなど付くはずがなく、よしんば別あつらえで付けたとしても、何もフォークの背にご飯をなすりつけるように盛り上げて食べるのはいかにも不自然である。
なにもそんな曲芸まがいなことをしなくとも、普通にスプーンのように窪んだ面ですくって口に運べはいいことになっている。
おそらく、洋食を食べる時は右手にナイフ、左手にフォークという部分だけが喧伝されて特に地方で広まった文化なのだろうと思う。
今こんなことをやったら失笑されるだろうけど、まったく見なくなってしまうのも惜しい文化のような気がする。
