蚊柱 | われは河の子

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 最近とんと見なくなったものに夏の夕暮れ時に小さな羽虫が数百匹の大群となってまるで渦を巻くようになる蚊柱(かばしら)があります。


 写真はお借りしました


 この虫は蚊にそっくりですが口吻がなく血を吸うことがないユスリカという虫で、大群を形成するのはほぼ雄で、そこに一匹ないしは二匹の雌が入り込むことで相手を見つけて後尾をします。

 光に引きつけられる性質があるので、街灯よ下とか、河川や湖沼の近く、また住宅地では水の溜まった植木鉢や水場の近くに見られることが多いのです。

 

 私も子供のころは、函館の実家の玄関前などにしばしば発生していたのを見た記憶があります。


 これがめっきり見なくなったのは、都市化が進み、ユスリカの発生源となる水場が住宅街から減ったことや、草むらが除草されたり、殺虫剤の散布などが原因ですが、なにより子どもの頃と違って、夕暮れ時に外にいることが圧倒的に減ったことにあるでしょう。

 不愉快ではありましたが、思い出すと懐かしい夏の風物詩でした。