遅々として筆が進まない短編小説「新新臓腑(はらわた)の流儀 翠の涙」ですが、プロットを思いつかないままに書き始めたわけですから仕方がありません。
前も紹介しましたように、私が中学校の生徒会長だった頃のメンバーをモデルにしてはいますが、あくまで小説の内容やキャラクター設定は架空のものです。
でも当時はあれはあれで楽しかったです。
なにせ還暦を過ぎても、入院生活で美女看護師さんたちと楽しくやっている私のことでしたから、栴檀は双葉より芳しで、当時から美女を相手に楽しむのは得意でした。
これはみど役の副会長のTさんとのエピソードですし、うてな役の書記のNさんとは1年生の時に同じクラスだったし、その頃から仲がよかったのです。
昔から気が多かった私はTさんには惚れていましたが、Nさんとも満更でもなく、別に二股をかけていたわけではありませんが🤣、後に卒業間際に、同じ吹奏楽部の女子に「みんつち君に憧れていたけど、アンタはTさんやNさんとばかり仲良くして、付けいる隙が無かった❗️」となじられました。
同じく書記の男子生徒、平役のH君とは小学中学を通して一度も同じクラスになったことはありませんが、彼の家が私の家と学校との道筋の中間地点にありましたし、なぜか小学生の頃から気が合って、よく一緒に帰りました。生徒会で初めて同じグループに所属することになり、変な話ですが、ようやく思いが叶った感じがしました。
この3年生4人組は卒業後の進路はそれぞれ別になり、Tさんは公立高校、Nさんは私立の女子高に進みました。H君は5年制の高専に進学しました。Nさんは私のニョウボの、Tさんはブロ友のあほせぶんさんの先輩に当たることになります。
私は公立の伝統校でした。
卒業、高校進学後まもなく私たちは4人揃って3年の時の教育実習生だったF先生をバイト先(街中の有料駐車場)に訪ねました。
どういった経緯でそれが企画され、誰がF先生に連絡を取ったのかは分かりませんが、先生は暖かく私たちを迎え入れてくださり、ちょうどお昼休みだったので、近くの喫茶店にわれわれを誘ってくれ、お茶をご馳走してくれました。
私たちは久しぶりに久闊を叙し(きゅうかつをじょする=久しぶりに友情を温める)、情報を交換しました。その後は上記にあるように、Tさんとは彼女の勤務先でしばしば挨拶を交わしましたし、私が大学卒業後数度、喫茶店でお会いしたことがあります。これもどうやって彼女と連絡を取ったのか覚えていません。中学の時はクラスが違ったので電話番号なども知らなかったはずですが……。
Nさんとは高校三年生の時に、駅前の棒ニデパートで買い物をした帰りの道すがら偶然お会いしました。
「みんつち……、太っちゃって!」としみじみ言われたことを思い出します。
「進路はどうするの?」とか立ち話をしたような気がしますが、機転を効かせてそれこそ喫茶店にでも誘えばよかったと今になって悔やまれます。
割と早く結婚されたようですが、その後離婚されたとからも風の噂で聞きました。
皆とまた再会したいなぁ❣️