先日たまたまYouTubeを観ていたらアップされていて、しらないなぁ?と思いながら再生してみたら、しらないどころか全部歌うことができました。
1974年のリリースですから私が中学生の時の歌ということになります。当時は桜田淳子に夢中になっていましたから、こんな大人の歌の心情はわからかったはずですが、曲はしっかり頭の中に残っていました。ザ・昭和というムードとメロディラインが泣かせます。
同じ年に淳子が「はじめての出来事」で♪くちづけのその後でおしゃべりはしないで 泣き出してしまうかもそれほど心は揺れている♪と歌ったのとはまさに大人と子どもの恋の差があったといえるでしょう。
そもそも挽歌とは棺を引く時に死者を弔う歌のことですが、この曲の中のバスを待つ女性は終わった恋を愛した男性との死別にも例えてとらえているのですね。