片足立ちができなかったり、踵や足の裏全体を地面につけたまましゃがむことができない子どもたちや若者が増えています。
2016年から文科省が監修・実施している全国の小中学校の健康診断の指針にも上記のような質問が盛り込まれているほどそれができない子どもや若者が増えています。
その他にも両腕を耳に当ててバンザイができないケースも増加しているそうです。
原因は全体的に姿勢の悪さによる関節の硬さが挙げられていますし、和式トイレを使わなくなったり、和室で正座や胡座をかく習慣がなくなったなどの生活様式の変化が挙げられます。
足の裏の骨のアーチ構造が変化して扁平足やハイアーチ(土踏まずが異常に深くなっている)の人がとても多いことは私はオーダーメイドインソールの体験販売員をして数多くのお客様の足型を測定したことによって実感しました。
現実に20代の同僚だった青年のT君も、インソールを使っていないと、しゃがもうとするとコロンと後ろにひっくり返った物でした😆
私とT君。当時50代半ばのオッサンの私の方が身体は柔軟でした。(函館・大森浜にて)
片足立ちの英雄ももはや伝説の中の人物です。
写真はお借りしました
現在の私は麻痺足に荷重して片足立ちができないのはもちろん、麻痺脚の膝が自由に屈折しないので、健側の右脚だけで立つこともできません。
当然両膝を全屈させてしゃがむことも不可能です。
当たり前ですが若い時は苦もなくできました。
1981年6月、京都詩仙堂にて。
若い人もそうですが、加齢によって関節が硬くなってできなくなるのも一種のロコモティブ・シンドロームです。
思わぬ転倒や脱臼・骨折などに繋がります。
皆さんも普段からストレッチなどを取り入れて柔軟な関節を維持して行きましょう⁉️