酒は剣菱 | われは河の子

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熱燗が恋しい季節がやってきました。


灘の銘酒剣菱で晩酌です🍶❣️


 剣菱は江戸時代から西摂(現神戸市灘区)の灘五郷として伏見・伊丹と並ぶ酒所の産で、特に剣菱は京都(現八幡市)の男山八幡宮(現岩清水八幡宮)の御前酒として用いられ、ここは鎌倉の鶴岡八幡宮と並び、武門の棟梁たる源氏の氏神様に当たるため、江戸時代を通して武家社会に珍重され、武家の元服の祝い酒として用いられたり、赤穂浪士が吉良上野介の首を挙げた時の祝い酒としても使われました。

 海路で江戸に運ばれる途中波に揉まれて熟成するいわゆる下り酒の代表格として「酒は剣菱男山」と謳われました。(一方の男山は現在は本家木綿屋男山として北海道旭川の地にその伝統を継いでいます。)


 古式にのっとり、精米歩合などはその年の米の出来によって変えており、黄色味を帯びた琥珀色をしているのが特徴です。


 私は脳卒中を患ってからは週に2回、1回に1合しか楽しめませんが、深まり行く秋の夜には最高です❣️