ようやく今日からST(言語聴覚士)による口のリハビリが本格的に始まりました。
3月の退院段階でSTは卒業と言われていましたし、その後転院したH病院でもSTはついたものの
口のリハビリは無しで、もっぱら高次脳機能障害の検査ばかりやっていました。
ところが6月にコロナに罹ってしまったせいで、嚥下の調子が良くなく、前にも書きましたが、飲み込んだ物が肺の方に誤嚥してしまうのでなく、鼻の方に逆流するようになってしまったのです。今週やっと出張から帰られたS先生に相談すると早速昨日からSTを付けてくれましたが、昨日は初めての担当者の挨拶だけで、本格的な訓練は今日からになりました。
今回の目標は嚥下に関する喉の筋肉を鍛えるということで、さらに退院後自宅でもできる自主トレにもなるやり方を提案していただきました。
まず、舌を出したまま唾を飲み込むという動作です。やってみてください。意外と難しいと思いますし、片麻痺で喉にも麻痺がある人にはとても困難です。
写真はお借りしました
これを3回1セットで5セットやります。
次に口を大きく開けてやや下を向き下顎をさらに下に押し下げる動きを同様のセット行います。
最後に舌をできるだけ前に突き出して10秒間キープする。
これは10回1セットで5セットやりました。
動作そのものとしてはこれが一番簡単ですが、やり続けていると舌の裏が攣りそうになって来ました。前の二つの運動でそれだけ喉の筋肉が疲労したのだと教えていただきました。
これなら暇な時に車椅子の上でもベッドでもできますし、家に帰っても続けられそうです。
もう夕食も終わりましたので、あとは寝るだけですが、今日はPTがふたコマもあって、通算で100メートルも歩行しました。家の中ではせいぜいベッドから食卓へ、あるいは食卓からトイレへというそれぞれ7メートルほどしか歩いていないので、どれだけハードだかおわかりいただけると思います。
PTのKさんに、わずか1週間で、だいぶ体力と筋力が戻りましたね❗️と言ってもらえました😃