胎児の夢 | われは河の子

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胎児よ 胎児よ なぜ躍る

母親の心がわかつて 恐ろしいのか

という不気味な巻頭歌から始まるのは戦前の猟奇探偵作家夢野久作が昭和10年に書いた奇書ドグラマグラであるが、昨日人間の耳に似た幼体から母胎の中で成長して行き、すべての生物はほぼ同じ形態を取って成長して行くのは進化論を待たずとも有名な話だけども、その過程を自らの胎内で10月に亘って体験する女性と違い、われわれ男性は夢野の巻頭歌同様怪しいイマジネーションを持って想像するしかない。いや、想像とても叶わない世界である。


 古代からわが国のおいて王権を象徴する三種の神器とは鏡(八咫鏡やたのかがみ)・剣(草薙剣くさなぎのつるぎ)勾玉(八尺瓊勾玉やさかにのまがたま)の三つの宝物であり、それぞれ鏡は伊勢神宮内宮、剣は熱田神宮、勾玉は皇居内に安置しているとされているが、これを


は女性器を表し、

剣は


男性器を象徴していると考えた時、勾玉


は当然胎児の象徴であると考えたのは


歴史推理作家の高田崇史の「神器封殺」であった。衝撃的だったなぁ⁉️