ピュアな男 | われは河の子

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おはようございます。私は元気です。

 さて昨日、友人の両脚欠損者タカちゃんのことをご紹介しました。

 彼は自分の事故以前に、宮城県亘理町で仕事をしている時に見つけた、東日本大地震による大津波に耐え抜いて被災地に咲いていた一輪の朝顔の種を採取して栽培し、その種を全国はおろかハワイのブロ友さんにまで送付して、奇跡の朝顔を世界中に広げる運動をしておりますし、それに賛同するブロ友さんの輪がどんどん広がっております。昨日の私の記事に添付したたかちゃんのブログからメッセージ欄にて指名・ご住所を彼に伝えると貴方のところにも奇跡の朝顔の種が届くと思います。


 私の家の玄関先で咲いた奇跡の朝顔。(2021年夏)


 さて、昨日のこと、前回のSTSの調整入院の時からお世話になっているOT(作業療法士)の青年Tさんによる手のリハビリの途中で、一連のたかちゃんのエピソードを紹介した所、彼はなんと仕事中に涙ぐみ、何度も席を外して涙を拭きに行っていました。やはり両脚を失う程の大怪我を負っても、自分は不幸では無いと言い放ち、数百キロの距離を車で走破しソロキャンプに出かけるたかちゃんのガッツと個性に、主に日常同作を担当する作業療法士として感じ入る所があったんでしょう。2人とも実にピュアな男たちですし、そこに感情を込めて語ることができる私の話術の冴えがいかに素晴らしかったのかということに、我ながら感動してしまいました。

 と、ボーイッシュな美女看護師Kさんに尿瓶でオシッコを採ってもらいながらしみじみ考えた1月の月曜の朝であった。