今年はなんといっても1月のトライアル手術、4月の本手術を経てSCS(脊髄刺激的)療法を導入してサイボーグとなり、これまで苦しめられて来た難治性慢性疼痛である脳卒中後疼痛(視床痛)が大きく改善されたことが最大のトピックでした。
痛みは0になったわけではありませんが、治療計画の下半身の痛みだけではなく、理論的に影響しないはずの顔面疼痛まで改善され、
ここ数年冬場はもちろん
夏場でも外出時に着用していた頭巾
の着用が不要になりましたし、部屋の中で隣を家族が通って起こす風が当たっても痛かったために
こんな格好することもなくなりました。
そしてSCSブロガーとして知り合ったちびさんと情報交換しながらSCS普及に向けて発信活動を続けたところ、何人もの方に実際にSCSの手術を受けていただくことができましたし、お互いを結びつける連絡係も務めさせていただきました。
そして身体が楽になったことで、目標にしていた札幌市社会福祉協議会の登録障がい当事者講師として講演活動も出来ることになりました。
また、ブロ友さんであり、障害仲間である富山のくまみさん、千葉の七草さん、名古屋のよつばさんとお会いすることができました。
3人の美女とは計画しての初対面でしたが、SCS入院中にブロ友の富山県から病院の紹介で治療に来ていたそば屋さのあんちゃんさんと隣同士のベッドになったのは世間の狭さと人の世の不思議さを感じさせる偶然でした。
一方で5月からは花粉症、8月には夏風邪をこじらせ、11月からは鬱状態とやはりポンコツの身体には様々な災いも来襲しましたし、年に何回もPCR検査を受け、晩秋になって娘がコロナ発症をしたにも関わらず一度も陽性にならずに済んで年越しを迎えられたのは幸いでした。
一年を通して運とツキに恵まれ、希望と目標が叶った年になりました。
来年の目標は、講演活動に力を入れると共に、2年前の『続 臓腑(はらわた)の流儀 忘却の仇花』以来となる短編小説を書き上げたいですし、弟に協力を仰いで温泉に入りたいです。
今年も多くのブロガーさんとの新たなご縁がありました。
この記事を持ちまして、今年476本目の投稿となり2022年を締めくくります。
皆さんの応援と励ましに力をいただきました。
来年もよろしくお願いいたします。
良いお正月をお迎えください。