複合性局所疼痛症候群 | われは河の子

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  痛いのは辛い。

 タンスの角に足の小指ぶつけても堪らなく痛いし、口内炎に醤油が沁みても痛い。虫歯の痛みだって耐え難いものがあるし、私はインソール商売をしている時に、実の多くの女性が合わない靴のせいで起こす足底筋膜炎で悩んでいることを知りました。


 私自身、英語でKING OF PAIN(痛みの王様)と呼ばれる尿管結石を2回もやり、打撲や外傷ではない内臓そのものが病む痛みを体験し、このまま失神した方がマシとさえ思った経験があります。(尿管結石では実際に気を失う男性もいるそうです。)

 そんな私がやはり耐えがたい半身の痛み(難治性中枢性脳卒中後疼痛)で4年間苦しみ、今日も左の首筋から腋の下~肋骨にかけて灼けるように痛み、河童のスペアリブができそうですが、

 最近仲良くなったSCS埋め込み療法の先輩であるちびさんの罹っているCRPS(複合性局所疼痛症候群)ににわかに注目が集まっています。

 私が家庭用治療機器の体験販売会の仕事を始めて家庭医学を学んだ頃はカウザルギーと呼ばれていた疾患です。


 ちびさんがブログを始めた動機は、ともかくこの一般的によく知られていないCRPSと、その救いになるかもしれないSCS療法について知ってほしい、進行性で放っておくと手遅れになりかねないその怖さ(彼女もすでに手遅れのレベルでした)、一刻も早くSCSのトライアルだけでも受けてほしいという思いからでした。

 

 私たちの視床痛は進行性ではありませんが、発症後数ヵ月から数年を経て出現して来る痛みで、実際私の場合も180日間に及ぶ脳外科入院とリハビリを終えて退院してから激しくなって来た痛みで、退院してデイや就労支援作業所での活動を始めた4年前よりQOL(生活の質)とADL(日常生活動作)は明らかに低下しています。

 決して手遅れという症状に陥ることはなく、現実に私より長い年月麻痺側の疼痛を我慢して生活されている人も多いわけですが、トライアルの体験だけでも魔法にかかったような解放感を味わう可能性はあるわけですから、チャンスがある方は恐れずにトライアルだけでも挑戦していただきたいと思います。


 最近はちびさんのブログを借用するばかりで、人のふんどしで相撲を取るような形態になっていますが、いつも同じ写真で申し訳ないけど、こちらは自前のふんどしです。


 生腹生背中の写真を惜し気もなく晒しているちびさんですが、さすがにこんな格好をさせるわけには行きません(私が肩を抱いているユッキはこの時まだ10代でしたが😜)


 けど彼女の勇気と病気と治療法を知って欲しいという熱意にさらに多くの応援を期待し、お願いするところであります。


 明日は午後から脳卒中片麻痺当事者会のオンラインミーティングです。


 こちらもまだまだ参加者を募集しております。

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