昨日のハッシュタグの人間風車とは、その昔一世を風靡したプロレスラー、イギリスのビル・ロビンソンの必殺技だったダブルアーム・スープレックスの異名で、その技の呼称がそのままロビンソンの肩書きになりました。
ロビンソンが日本で初公開しました。
また、当時、アメリカ、ニューヨークのプロレス界に君臨していたのが、
ブルーノ・サンマルチノ
彼の異名は「人間発電所」!
そのありあまるパワーとタフネスさから命名されましたが、なんと蠱惑的なタイトルでしょうか。
なんにせよ、人間風車、人間発電所ともに今の時代となっては究極のクリーンエネルギーです。
反原発運動の旗頭に担ぎ上げたいくらいですね。
と、ここまで妄想していたら、
ブロ友のjunちゃんobaちゃんさんが、雷電ドロップなるワードをコメントに叩き込んで参りました。
正体はただのケツ落とし。
彼女の友人たちは「雷電ドロップ? なにそれ飴なの?」という反応だったそうですが、だいたいjunちゃんの世代でこのコアな技を知ってるだけで表彰状ものです。
しかしこれだっていわば再生可能エネルギー。
そういえば、土曜日には関東各地でものすごい雷電ドロップがあったそうですね。
また一方で、「原爆男」の異名を取ったのが、
ウィルバー・スナイダーでした。
日本ではさしたる印象はありませんでしたが、やはりジャイアント馬場の好敵手でした。
しかし、考えてみるとこの時代、原爆という名前使い過ぎ。
いわく「原爆落とし」「原爆固め」「原爆頭突き」。
もちろん、本場アメリカにおける技の名前が、アトミックドロップであったり、アトミック・ボムズアウェイであったりするのを直訳するのは仕方ないですが、
落として勝った側はいざ知らず、被爆国としてどうなんだ?という気もしますが、
終戦から10数年しか経っていない時代の方が自由だったんですね。
ヒロシマやナガサキから抗議は来なかったんでしょうか?
今ならコトバ狩りにあってますよ。
だいたい「原爆固め」、いわゆるジャーマン・スープレックスなんてまるきり原爆に関係ないし。
まぁナチスドイツも原爆開発をしていた事実はありますけどね。
ともかく、まったく情報が入ってこないことをいいことに、プロレスマスコミのやりたい放題がまかり通った時代というのも、華と毒の百花繚乱で楽しかったなぁ〜!