朝6時の花火の音。
今日は札幌では市内159の小学校で運動会です。
絶好の運動会日和となりました。
しかし、そんな爽やかな土曜の朝とはうらはらに、今回の話題は皆さまの大嫌いなGのお話。
そもそもは、鹿児島のブロ友であるすかぽんさんの先日の記事でした。
その記事は こちら
その名もサツマゴキブリというんだそうですね。
一応参考写真も載せておきましょうか。
地べたにいるフナムシかゲンゴロウといった感じですね。
ご存じの方も多いと思いますが、北海道には基本的にゴキブリは棲息していません。
(ただ最近は、転勤者の荷物などに紛れて上陸し、そのまま高気密度の住宅で繁殖した外来種みたいな奴の目撃例も増えてきました)
だから、子供のころからまったくG体験のない道産子たちは、進学や就職で本州以南に行ってこれに遭遇すると、その行動パターンが大きく2つに分けられました。
つまりあからさまに拒否反応をする人と、
ほとんど怖さや嫌悪を感じない人です。
両極端な知人が2人おりました。
前者の代表はMくん。
彼とは高校の2~3年を同じクラスで過ごしました。彼は札幌での浪人ののち(同期で)私と同じ大学の文学部に進みました。
ある夜のこと、彼のアパートに行ってみると、彼が部屋の片隅に背を丸めてうずくまっていました。
部屋の真ん中には、当時よく見た手動掃除機が倒れていました。
どうしたのかと聞くと、部屋の中に出てきたゴキブリを思わずこれで吸い込んでしまったというのです。
中でカサカサいっているのがわかり、怖くて動くことができないんだとか。
私が外までいって中身を草むらに捨ててきましたけど、私が来なかったらどうしていたんでしょうね?
さて、もう一方の雄は、サークルの1年後輩で札幌出身のYちゃん。
今でいう天然少女系でした。
どんな経緯だったか忘れましたが、私の下宿で昼まっから2人でサッポロポレールの白ワインを飲んでいました。
「そうそうみんつちさん、私、初めてカブトムシを捕まえたんです。嬉しくって、瓶に入れて飼ってるんですよ」
なんか嫌な予感がする…
「へぇ、どこで見つけたの?」
「お部屋の中で
」

彼女はカブトムシのメスだと思っていたのだそうです。
「その話、友達なくすから絶対に俺以外にはいうな!」
ただ、彼女の名誉のためにもいっておきますが、カブトムシも北海道にはいませんでした。(最近はペットとして飼われていたものや養殖場から逃げたものが野生化して、ずいぶん当たり前に見られるそうですが)ですから、彼女はその両者ともに知らなかったわけなんですけどね。
ちなみに本来北海道には棲息しない生物には、その他に
イノシシ、猿、野ウサギ、イタチ、もぐら、ヤモリとイモリ、ヒキガエルやカジカガエル、ダンゴムシ などがます。カマキリやミンミンゼミも道南以外では見ることはまれです。
十二支では、架空の龍と日本にいない虎を含めて5種、半分近いものが不在ということになります。
カッパを入れてもいいのに。