先日の北海道新聞には、ツイッターで「朝鮮人が井戸に毒を投げ込んでいる」というデマに注意と報じられていました。
今時井戸なんてどこにあるんだ!
これは90年以上も前の関東大震災の時に流布したデマと同じもので、この時にはこれを盲信した各地の自警団により多くの朝鮮人が殺害されました。
道行く見なれない人に「十五円五十銭」という言葉を喋らせ、上手く発音できないと朝鮮人だと判断されました。
これにより、中国人や方言の強い日本人までもが間違えられて殺害されたといいます。
今回のデマは、この歴史的事実を知っている人物が意図的に流した愉快犯的事件だと思われます。
呆れはてた愚行ですが、90年前にはなかったSNSなどでいたずらに拡散する恐れがあるのはイヤなところです。
同じSNSでも、熊本市長のツイッターに応じて、救援物資の仕分けに1000人を超すボランティアが集まったという話題には救われた感じがありました。
あれも人これも人です。
開業したばかりの北海道新幹線でも、昨日爆破予告電話がありダイヤが乱れました。
なにやってんだか…