ここ10年ほど前から、すなわちデジカメや携帯のカメラを誰もが持ち歩くことが普通になり、結果としてプリントして残すことがなくなって以来、それらの写真が今どこに存在するのかよくわからなくなっています。
携帯にSDカードが搭載されるようになり、しかもそれが次の機種からMSDになり、函館に帰った頃は親父の使っていたデジカメをそのまま使って、それらの写真は当時のゼミのブログにノートパソコンから投稿したりしていましたが、
そのパソコンが壊れてしまい、めんどくさいのでデータの保管もせず全廃棄したりしていたので、自分がこのブログの初期に添付した写真のありかさえよくわからなくなっていました。
さっきニョウボに協力してもらい、小引き出しの中にザラザラ入っていたそれらのカードを全部読み込み保存しました。
自分が撮ったものはともかく、親父のカメラに入っていた母親の葬儀以降のあれこれは、たった8年前なのにすっかり記憶からこぼれ落ちていて、あらためてしんみりと見入ってしまいました。
ところどころに幼くて目つきの悪い娘や、まだ少年の面持ちを残す息子や、まだ細くミニチュアダックスフントそのままの姿をしたりんなどがいました。
もちろん頭皮が透けて見えない私の姿もね。
正座している場面を写したものが多かったので、図らずも当時の頭の塩梅をよく観察することができました。
明日またハゲ隠し粉買って来なきゃ。