今までにも和歌山県、三重県それぞれ3~4回来ているのに、
遠すぎて来られなかった熊野三山。
昨日、ようやく踏破しました。
まずは熊野本宮大社。
主神は、家津御子大神。これは木の神であり、同時にスサノオノミコトのことです。
次に新宮にある、熊野速玉大社。
主神の速玉大神は、川を表し、またイザナミノミコトのことだといいます。
そして熊野那智大社。
主神、夫須美大神は、那智の滝そのものであり、イザナギノミコトです。
全国に800ヶ所以上ある熊野神社の総本社ですが、おかしいのは、三山それぞれが、自分のところこそが総本社だと主張しているところ。
チームワーク悪し。
些細だけど感心したのは、三社すべて駐車場が無料だったこと。
田舎だからといってしまえばそれきりですが、田舎の神社でもメジャー級のところは、500円くらい平気で取るところも多いです。
熊野の神は、「浄不浄を問わず、貴賤を問わず、男女をを問わず」受け入れる神だったので、熱狂的信仰を集めたとされますが、それにしても山深く不便なところまで、人々はやって来たものだとひたすら思いました。
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