番外編2 トンテキ

騒がしい そしてたまに寒い

この騒がしさを意地でもどうにかしたい

 

冷気と共に押し寄せる悪寒は、

純粋にこの室温がもたらしたものなのか、別の何物なのか?

うまいことかわしてゆくことができたならば

この空気にかき回されることを回避することは不可能ではない

しかしその綱渡りの先には何がある

 

まずは肉の左側をナイフで切り取って口に運ぶ

気が向いたら次は右を切ろうか

もしくは上側を切ろうか

自分でも予想などできないルートをたどる気まぐれ

切る順番に特段の意味はない

最初から全部切り刻めば悩みは解消する

計画的に事を運ぶことを覚えたいと思いつつ

かといって行きつく場所は同じだろう

そして、最後に常に脂身を残す動作だけは常に一定だった

 

意味を求めすぎることは雑音を生み出す

これら一連の動作はピアノの演奏にも似ている

雑音が一切なくなったこの部屋から、

後ろを振り返って窓越しに空を眺めることができたなら

さぞかし綺麗だったはずなのに

 

5点

番外編ー沖縄

メールで沖縄料理のお誘いがきた


そういえば、今年の夏こそは沖縄の海に行きたいと思いながら、


また夏が終わったことを思い出す


それにしても最近不思議なことに、


日本は狭いと思わずには居られない


どこにいっても人だらけ


毎日「領土争い」が繰り広げられるこの煌びやかな建物の中で、


ガラガラのこの店では違う時間が流れていた


料理はやはりこの建物のイメージとは異なり、


取り立てて主張が抑え目な静かな料理だったので、何か和む


味噌汁の中に入っている見知らぬ海草を眺めてみる


こういう海草が居るような沖縄の砂浜の中には、


恐らくは、様々な害虫を駆逐する、


華麗なる攻撃力を持つ微生物がたくさん棲んでいる気がする


そんな妄想を膨らませながら、


来年こそはノーベル賞を取った先生を真似て、


沖縄に砂でも堀りに行きたいものだと思った


ということで~3.5点でした ちょい高いですね

表参道 ランチつぶやき(その332)

表参道 ランチつぶやき(その332)

・その372店目
シカダ/CICADA(地中海料理)
タジン 1000円超 4.0点


職場変わったせいでめっきり更新が減りましたが、

皆さんいかがお過ごしでしょうか

下手に更新すると、

検索順位が下がる気がしたので更新してませんでしたが、

皆様から毎日のようにいただいている応援メッセージ11件/日は、

全部読んでますから

そんなもん来てるわけねえだろと言われても、

事実は小説より奇なりですから

普通じゃ考えられないことが案外起きてるものです

とまあこんな風に、

黒を白だと言い続けてれば、

いつかは黒も白になるってことですよ?

だから、

パイロットになりたいっていう夢も、

信じていればいつかは叶うんです!(えれえ飛躍

職場がかわりまして、近辺には高い店が多いが、

社食的な職員食堂があり、

値段だけ見てると期待できなそうで(300円以下)、

実はそこはけっこう美味しいので奇跡的なレベルだった

今年いちばん想い出に残った店はどこかと問われたならば、

間違いなくそこでしょう

嘘じゃないってことは、

私の目を見ていただだければ明らかですから(キラッ★

なんだかんだで、

やはり値段の高さと味のクオリティには正の相関がある

このCICADAさんはランチとしてはお高めだが味は美味い

歴代の名店もほぼそうだった

なのにその真理を崩したその、

300円以下の職員食堂すごいね

仕事柄統計学的にいえば、

事件は回帰直線上で起きてるんじゃなくて、

回帰直線から外れた外れ値の上で起きてるんだよぉ(ど~ん ←机叩く音


$表参道 ランチ つぶやき

表参道 ランチつぶやき(その331)

表参道 ランチつぶやき(その331)

・その371店目
明日葉(居酒屋)
サバの味噌煮 850円 3.5点


辻村深月の「ツナグ」を読んだ

取り立てて大事件が起きるわけではない

話は淡々と展開される

妙に落ち着く文章だった

あんまり冗長な表現だの設定だのを使いすぎると、

むしろ薄っぺらくなる

こういう方が、人の心を深く理解している人の文章という気がする

名人というのは恐らくそういうものなのだ


ここは20年以上続いてる家庭的居酒屋

なんだか、落ち着く

店が店なら「究極のサバの味噌煮」、

くらいのキャッチコピーをつけそうな土地柄だけど、

ここはあっさりとした看板

普通に美味いサバの味噌煮が淡々と展開される

頭の中の糸を辿った先にはあの小説が居た

何がどうつながるか、わかりませんね


$表参道 ランチ つぶやき

表参道 ランチつぶやき(その330)

表参道 ランチつぶやき(その330)

・その370店目
南青山レストランSUN(洋食)
ハンバーググラタン 900円くらい 3.5点


青山のお店というよりかは街の洋食屋風

なぜか芸能人の写真がすごいたくさん

漫画がたくさん

読んでる人もたくさん

「北斗の拳」の最終話を読んでみる

主人公と子どもだった男女と、

三角関係のもつれで終了していた

そんな背景があったなんて微塵も知らなかった

それでいて結局、誰も不幸にならない

見事に上手いこと料理されていた

そのラストに引きずられたせいか、この飯も美味しく感じた

なぜこの店が芸能人に愛されるか判った気がする

多分こういうことだろう(こじつけ


$表参道 ランチ つぶやき

表参道 ランチつぶやき(その329)

表参道 ランチつぶやき(その329)

・その369店目
トライベッカ/TRIBECA(洋食)
ビーフオムハヤシ 680円 3.0点


Avexビルのそばにありまして、この数カ月以内にできたばっかり

246通り沿いで680円ランチは破格の安さである

オムライスは、ふわとろというか、ふわとろ風、お味は中々

肉はどこにあるんだろう?

と思ったら、あった

2ミリ四方の肉が1個

若干がっかりしかけた自分だが、

いやでもちょっと待てよと

私はふと思った

680円で何を期待してるのだろうかと

図に乗るのもいい加減にしろよと

人は己が与えられることだけ欲してはいけない

むしろ与えることに喜びを見出すべきなのだ

この界隈に680円のお店があること自体がもはや奇跡

それ以上何を望むというのだ?

そんなわけで最後にひとつだけ言わせて欲しい



※画像右下に目視で確認できる物体は肉ではなくキノコ
$表参道 ランチ つぶやき

表参道 ランチつぶやき(その328)

表参道 ランチつぶやき(その328)

・その368店目
ロクタス/LOCTUS(洋食)
ビーフシチュー+ご飯 900円くらい 2.5点


思い起こせば、全くランチにもスイーツにも興味無しの自分

私はふと、一人の元研究者として一つの実験をすることにした

人がもし興味が無いことに対して膨大な時間を投下した場合、

その先には果たして何があるのであろうかと

思い続けてはや2年

この果てしなく続く線路の向こうには何があったのか?

そしてこの、

サイエンスという皮を被った壮大な暇潰しから何が生まれたのか?

言えるのは、

何かをするのに理由など要らないと思えた時、

それすなわち悟りであると、そういうことなんです

この店は私の傍を足音を立てることなく通り抜けた

例えれば貴方は風だった

風は足跡を残さない

そういうわけでこの店は、

2.5点です彡 ←すきま風

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表参道 ランチつぶやき(その327)

表参道 ランチつぶやき(その327)

・その367店目
竹の子(居酒屋)
トンテキ定食 1000円 2.5点


居酒屋、店主はなんとなく頑固親父風

客はこの時、わたし一人

この店主、

入店から退店まで目も合わせることなく、

一言も言葉を発してくれない

存在してることすら気づかれていないのか?

料理に集中し過ぎて周りが見えなくなるタイプなのか?

ペラペラしゃべるのは男らしくないと考えるタイプなのか?

何にしても存在自体を無視されている気になってきた

彼の視界の中には、きっと誰ひとり存在しない

その時、店のテレビで詰まらない番組が流れていたのだが、

親父は見たい番組があるんだかないんだか

チャンネルを変えた

変える前にチラっとこちらを見た

詰まらなそうにテレビ見てるのを察したのか・・・は知らないが

人は、自分が注意を払ってるところにはいくらでもバリアを張る

だが人間の本質はふとしたところに現れる


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表参道 ランチつぶやき(その326)

表参道 ランチつぶやき(その326)

・その366店目
権兵エ/ごんべえ(蕎麦)
蕎麦+親子丼 1000円以下 2.5点


この辺り、けっこう普通じゃない店が多い

何かしらの個性が無いと生き残れないからなのか

でもこの店は、どこにでもありそうなリーズナブルな蕎麦屋

特段の個性はないが40年も営業しているらしい

考えてみると、表参道には吉野家も松屋も無くて、

普通あるはずのものが案外無いのです

だからこの普通の店は、

なんだかこの街になくてはならない店になってるんじゃないだろうか

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表参道 ランチつぶやき(その325)

表参道 ランチつぶやき(その325)

・その365店目
アルゴ/algo(カフェ)
きのこクリームのペンネ 1000円以下 3.0点


毎日毎日点数をつけてるわけで、

何様なのかという感じですけれども、

本当はそれぞれの店にそれぞれの良さがあって、

一つの評価軸で序列をつけるなど本来はできるはずないんです

だから本来であれば、

どの店にも優勝カップをあげたいという気持ちではあるところ、

システム上仕方なくある定められた評価軸から点数をつけざるを得ない

だからこの点が高いとか低いとかに一気一憂することなく、

一人一人の良さを伸ばしていけばいいんです・・・

・・・みたいなことを昔、

通知表配られるたびに先生に言われたんだけども、

私が今言いたいこと全部はいってるから、

振り返ってみると凄いなあって

まあこのブログの点の影響力なんて何もないので大丈夫ですけどw

この店ですが・・

私の血はワインでできてるって人いましたけど、

この店の、どこを切ってもカフェでできているっていう感じがする

これだけカフェ感が強いと、

申し訳ないが過去データ上、何故か悪い予感しかしないw

どんだけこの辺りのカフェから悪い教育受けてきたんだろうね私

でも予想に反してこのお店、お味はしっかりしてます

3点というのは別に、

ある恣意的な視点からの数字にすぎなくて、

意外性という評価軸があったならば当然500点だわ

だから3点は3点でも、

私にとってはかけがえのない特別な3点ですから

$表参道 ランチ つぶやき