(面倒なので彼はKと呼ぶ)
夏に私が友人のご実家の居酒屋さんへ行って
写メを友人がTwitterに上げて
Kが私を見つけた。
DMするようになって
話が盛り上がって
LINEを始めた。
あまりにも話が合いすぎて
気が合いすぎて
止まらなくなった。
長くなるので割愛しますけど
出願とか、書類とか、お互い確認し合ったりしてたんですね。
センター試験の前から(ご想像にお任せしますが)込み入った話をするようになりました。
そして
センター試験終えた直後から、電話するようになりました。
そして
私の試験日は毎回
朝に電話してもらっていました。
「落ち着いてね」
って言われたら、落ち着ける気がしました。
まぁ結果はお互い散々でしたけれど。
なんですかね。
電話をするでしょう?
電話って話をするものでしょう?
だけど、喋らなくても、平気なんですよ。1分2分と無言の時間が続いても、気詰まりじゃないんです。
むしろ、誰かが繋がっていてくれている安心感に支配されていった感じです。
時々、Oが隣にいるような錯覚にさえ陥っていました。
3月に入ってお互い進学先決まって
もぬけの殻というか、Oは、趣味の釣りをするか、ゲームばかりするようになりました。電話を繋ぎながらね。
そんな中私は、高2からの男友だち(N)に、合格しました、って連絡を入れたんです。そしたら会おうという話になったんです。
Oの手前気が引けましたし、会うのはつまりそういうことなので。
私は、構ってくれなくなったOに、Nにデートに誘われたんだ、と言ってみました。
Nを毛嫌いするOに
「どちらにするかは貴方が選んでください」
と言われました。
どうしたらいいかわからない私は3月末に、Nと会いました。
大学生になってから
すれ違うことが増えました。
お互い生活に慣れることに必死で、疲れが溜まっていて眠かったり機嫌が悪かったり。
そうして悲劇はおとずれるのです。
5月の半ば頃だったか6月入っていたか。
Oと小競り合いみたいになったのでしょう。言葉の端から、あ、好きな人いるんだな、ってわかった瞬間がありました。
気になる人がいるんだ。と、指摘しました。
なんでわかったの?笑
と言われました。
そして6/13、友だちの誕生日を祝って帰りが遅かったのです。
Oは、どうしようもないくらい嫌なことがその日ありました。
だけど帰りが遅く疲れていた私は、電話の途中で寝てしまい、Oは暫く一人で喋っていたようです。
次の日Oは
「あのあと、別の人に電話したんだ。」
友だちの少ないOのことです。きっと女性でしょう。
「それは女性なんです」
でしょうね。
「勢いで告白したら、思いっきり振られたよ」
………は?
さすがの私も理解が追いつかなかったです。
気になる人がいると分かった時点で連絡絶とうと思ったけど、結局やめられず、告白して振られたと聞いたら同情心が勝ってやめられず。
7月?に、中学のクラス会。行ったのです。少人数だったので、私も会話からあぶれることなく、楽しめました。
そこで
キーパーソンが登場するんですけど名前は言いますか?どちらでも大丈夫だけれど。
最初は雅道とか近藤とかと話をしていたのだけど、そのうちみんなお酒入って(未成年者含)席移動したりしていました。
最後の方で、ひがちゃんと齋藤君が話しているのを、聞いていたのです。
「全然わからないでしょう?」
専門用語が飛び交う会話はちんぷんかんぷんでしたけど、なんとなく、2人の口数が多いのが面白くて聞いていました。
「音大ってどんなことするの?」
なんかみんな音大について知りたいのですね。ひがちゃんが
「ピアノとか聴くとものすごいテンション上がるんだ!」
というので、演奏会来てね、と言ってはみたものの、連絡先を知らなくて。
そこで、齋藤君とLINEを交換しました。
帰りがけ
「今日はありがとう。この日とこの日に演奏会あります」
という内容の文面を送ったら
「今度お食事でも行きましょう」
って言われたんです。中学時代まともに喋ったこともない人にいきなりそういわれたらそれなりに嬉しいですよ。
でもすぐLINEは切れました。
そこからずーっとモヤモヤしてたんです。
もっと話してみたいけど、誘うのもなぁ、と。
そしたら
1週間後か2週間後か、唐突に
「この日かこの日空いてますか?」
と、LINEが来ました。
歓喜して、この日なら大丈夫、と送ったら
「花火観に行きませんか?」
と。
二つ返事ですよ。
Oの一件で、自棄になっていたので、すがりつくような思いでした。
花火のことは、Oには黙っていました。
でまぁ、LINEは普段から長くないようで、必要事項くらいしか会話しなかったですけど
無事に花火観てきました。
(齋藤君の素敵エピソードが多すぎて長いので割愛)
私、8/4が誕生日ですけど、Oは前日から免許合宿で福島に行きました。だから当日会うわけでもなく。
でもよかったのです。私はあの人の彼女じゃないから。
Oが一貫して言っていたのは
「本当に好きなのかどうかわからない」
「単なる性欲や寂しさからそう思っているだけかもしれない」
そう、言っていました。
それなのに電話口で好きと言ってみせるあれは何なのでしょうか。
(些細なことですが、8/7雅道と映画に行きました、ってことは内緒にしておきますね。)
齋藤君と連絡取らないまま時間は過ぎ、8月半ば、友だちに背中を押されて、こちらから連絡しました。
「よかったら、イタリアン食べに行きませんか?」
1ヶ月後、結果デザート王国行きました。
仕事で疲れているの齋藤君はなんとも心許なく、盛り上がらなかったのは否めません。
そんなこんなで
時々言葉尻を捕まえて小競り合いをしながら
なんとなくOとの関係は続いていました。
最初より電話の頻度は減っていましたけれど、時々機嫌のいいOが私のことをやっぱり好きかもしれない
とか言うから私はやめられなかったのです。あの人のこと。
Oが携帯を海で紛失して一時的にDMで話していた時、5日待てば新しい機種と交換できたのを、色々比べた上で5日待たなかった。その理由のひとつに、5日も電話できないなど、私たちにとって耐え難い苦しみだったから、というのもありました。(今は丸2日もほったらかされるのに。)
Oは、大学の図書館がお気に入りのようでした。
5限からなのに9時に大学へ行ったOに
「早いね」というと
「図書館行くために大学行ってるようなものだから。」
と答えました。
ふーん。
「図書館のバイトの応募があったけど、自分の通うキャンパスではなかった」
それで物凄く落ち込んでいるのを慰めていた時には
私はまだ何も気づいていませんでした。
私は9月末に胃腸炎で入院しました。
その時も、談話室で消灯前や日中に電話して話していました。
「図書館の司書さんに、こんな本をお勧めしてもらったんだ!」
私も彼も本好きなので、二人で本の話しで盛り上がりました。ニーチェの話で。
10/8兵庫でのコンクールの朝も、受験期のように電話して
「落ち着いて、楽しんできて」
と言ってもらいました。
ある時、Oは私に
『言の葉の庭』というアニメーションを勧めました。短いものだったので、通信料はたいて観ました。
絵が綺麗だったでしょう?
うん。
私はその話にじんとしていました。絵もさることながら、いいお話だったな、と。
入院する前に、Oと会っていました。体調が悪いという彼を心配して「今日は早く終わるの?」と聞いたら
「それは会いたいってこと?」
と聞かれました。
よくわかんないけど会うことになって、彼のバイト先の海鮮居酒屋へ行きました。最後に会ったのは、大学入学直前、高校の離任式に行った時でした。それだって一年ぶりだったわけだけど。その時にあげたパスケースが原因で修羅場ったり、なんてこともありましたね。
帰った後、「引っ越す前にもう一度会いませんか?」と言われました。会えない距離でもないのにね。
そして二人でみなとみらいへ行ってショッピングして
手を繋いで歩いて
海辺を歩いて…(詳しいことは割愛)。
0:10の終バスに遅れそうで猛ダッシュで横浜駅に帰ったのは申し訳なかったですけどね
そして私は東京都民になり。
11/7文化祭で演奏すると言ったらきてくれると行ったのだけど、やっぱり無理そうだと言われた。だから「いいよ」って言ったら、用事があるはずのOが開演前に来て、後で話を聞けば
「絶対来ないと思っているだろうから絶対行ってやろうと思った」
だそうですよ。天邪鬼。
11/8、本当はこの日の文化祭、齋藤君が来てくれるはずだったんです。でもお仕事で来られなくなった、と。まぁ覚えていてくれただけでもありがたい話です。それから連絡はしてません。同窓会でちょっと会話して写真撮ったくらいです。
Oはといえば。
「司書さん、病気なんだって。
」
なんでしょう。司書さんの話をなんて悲しげに語るのでしょう。
11/19だったでしょうか。
珍しく彼が夜に釣り以外で外出していました。
電話口。
「あなたには隠していてもバレてしまうだろうから言っておきます。今日、渋谷に呼び出されました。司書さんに。」
それが何だと言うのだろう。
…そこでようやく私は物凄く嫌な予感を感じました。そして、嫌な予感とは総じて的中するものです。
「気があると言われました。」
うん、それがどうしたというのだ。
「彼女は、29歳。都内の一等地に住んでいて、結婚を前提に付き合っている彼氏がいる。」
………もはや私の思考を超えてます。心臓はバクバクして息も上手く吸えない。
「彼女は学校勤務だし首が飛んじゃうから今すぐにどうということは…」と、どうのこうの言ってましたけど、よく覚えていません。
はいはい。あなたも好きなのね。
どうりで司書さんの話をする時は楽しそうで図書館にも通い詰めるわけか。
ふっと気がつきました。
『言の葉の庭』
あれは、女性教師と男子生徒のお話です。そうか、そういうことだったか。
思い出したら笑いが込み上げてきた。
何が面白いって、私もおんなじことやってた。
Oに本を貸したんです。
『レインツリーの国』
これに、自らを準えて。
そうだ思い出した。
司書さんと会ったらしい前日、言い争いしました。
というか12/13がOの誕生日だったのですが
とんと会話が減ったままだったけれど、勇気を出して食事に誘ったら、当日は忘年会だと言われた。
お酒は20になるまで絶対飲まない!って人でしたから、前倒しは意味が無く、その後の予定も合わず、話は消えました。
ひっさしぶりに電話できたのに。
「彼氏彼女というのは保証してあげられない」
永久友人通告(本当はこれ二回目)されました。
悔しいから
「素敵な女(ひと)見つけてください」
って言ったら
「自分で自分の辛いこと言わなくていいのに」
と言われました。もうなんかわけがわからなかったですね。
彼は私が気づいていないと思っていたようですね。
でもだてに1年も会話してないんだよ。だてに1年近く電話してないんだよ。
そのくらい見え見えだということに、彼が気づいてくれないくらいには、司書さんのことしか見えていなかったんですよ。
やり残したこともあるし、これが望んでいることではないけれど
私はもう、終わりにしようと思いました。何もかも。
泣きながら。
既にボロボロ泣きながら言いました。
私と付き合ってください
…ごめんなさい
…ありがとう
このあと
言いたいこと言いまくった。
いつ花火行って
いつ映画行って
Nと会ったことも話したら、それは許せないと言われましたけど、その時のOに言われても何にもならないです。
暫くして、電話繋げたまま眠ってしまった可哀想なOに、皮肉たっぷりな文章を送って、通知で目を覚まして何か言いかけたOを無視しておやすみなさいとだけ言って通話を勢い良く切りました。
いっそ清々しい。私は自由になったんです。
私の悪いところは
次の日に来た電話にちゃっかり出てしまうところ。
Oとすっぱり離れた後の喪失感が怖くて結局舞い戻ってじうわけです。
まぁ、何も喋らなかったけど。
ここから一週間、
結構泣きました。
HYの「NAO」が全く今の自分と重なって、涙が止まらなかった。
歌を聴けば聴くほど
その歌に慣れて
気持ちが落ち着くから
NAOとワンオクのHeartacheをエンドレスリピートしてた(笑)
あの日から私は
ほとんど明るい文章を送っていないです。
でも
一つ頑張ったのは
誕生日祝いの約束を取り付けて、お祝いしたこと。
成人式や同窓会で気まずいのが嫌だったから。
12/18
桜木町のサンマルクレストラン
予約して。
プレゼントにはタイピンをあげました。
タイピン好きだったらしく、物凄く喜んでくれた。
でも
ついぞ手を繋ぐことも
キスをすることもなかった
そのくらいのお礼してくれても良かったのにねぇ。
そんなこんなで
電話のみならずLINEも日が空くようになって。
ある時、私がTwitterで人恋しいと呟いたら
人恋しいよね。淋しいよね。
ってLINEが来て
自分には本当に友だちがいないんだと思った
と言うから何かと思えば
「彼女の彼氏が転勤する。彼女は結婚を切り出してくれない彼氏に付いていくか決めなきゃならない。」
「彼女は悩んでいる。俺はそんな悩まれるくらいの存在だったんだ」
……ってもうなんかツッコミどころ多くて笑った。あなたに振られてあげてまだ日も浅いのによくもこんな話ができたものだ。怒り通り越して呆れたし、可哀想になってきた。
「あなたはお相手の人生を背負う覚悟をしなきゃならないのよ?」
「覚悟なんてもう何度もしたよ」
…⁈⁈ちょ、ちょっと待ってよ。そんな、覚悟何度もしたって、そんなの覚悟って言わないでしょうよ。
「…じゃあその覚悟どこ行っちゃったのよ…それは覚悟なんて最初からしてないだけだと思うけど…」
結局どうなったかはわからないままでしたけど、ようやっとわかりました。
それがここ数日の話。
(同窓会は、普通に話しましたよ。写メも撮りましたし。)
数日前にOから本の表紙の画像が送られてきた。
なんか哲学的な題だったのだけど、
要するに振られた。
ということでした。
そうですか、お気の毒に。
慰めて欲しいの?
とりあえず報告です。
なぁにがとりあえずの報告だよ、ってさすがの私でも思いましたよ。
そのあと他愛ない話を色々していたら
ジンを飲んでるOに質問をされました。
「私は自分でそれなりに優良物件だとおもうけど、何故長続きしないのでしょう。まだ完全に別れたってわけじゃないんだけどね、実は。」
あ、付き合ってたんだ。
そりゃ電話しなくてもLINEしなくても私のことなど気にもかけなくても
あなたは幸せの真っ只中だったのだものね。
言ってやりました。
「そういうところじゃないの?」
無神経にも私にそんなこと聞けるところ。
その後も他愛ない話をしつつ。
「徐々にどころか一気に会話減らす荒療治に入ってしまったし」
そう言われたので言い返しました。
「でもあなたは決して、それを埋めてくれようとはしなかった。
どちらかというとそっちを言いたいね。」
にたいして
「うん、わかってる」
って返事されたから、目の前にいたら殴ってる笑
いいやわかってない。
このあともかなり
酷いこと沢山言いました。
私といるとあなたが辛くなるのはわかっている。やめた方がよければやめるよ。
それが一番私にとって辛いと、わかってはもらえないですよね。なかなか。彼も彼なりにつらいのでしょうし、お酒も飲んでるし。
次の日も飲みながら私とLINEしてて、しまいには
私の話を理解できないとまで言い始めたから私は怒っていたわけだけど。
酒に頼るようなあなたのことを可哀想、慰めなきゃ、って思ってここまで来てしまった私は馬鹿だ。きっと飲んだ今のあなたには理解できないでしょうけど。
なぁんて皮肉まで言って見せたり。
「もう(会話を)やめたほうがいいなら、やめる」
というので
あなたがそう思うなら甘受する
と言ったら
「あなたと上手くやって行きたいと思うのはほんとなんだ。」
と言うわけです。
でもね。結局彼から離れられないのは私なんだ。寂しさや孤独感を恐れて
今まであったものが無くなる喪失感に怯えて
結局あの人を振り切れずに
切り捨てられずに
まるで共依存みたいに。
最後に馬鹿を見るのは自分だってわかってるけど
結局愛されなくても
一人にしないで欲しいと
思ってしまっている自分がとてつもなく悔しいし惨め。
彼女でもないのにすがりついているのも見苦しいとわかっているのだけど。
そして先程
「やはり昨日電話して思ったけど、
話さなくともと電話が繋がってるってのは良いもんだねぇって」
なーんて言われるんです。
わかってるよ。あなたにとって私が何者でもないこと。
もういっそ
愛人にでもしてくれたらそれで手を打つのに、って思ってしまう。
未だ細細とでも頼られていることが良くも悪くも私の救い。
完。
交際していれば
別れましょうでいいのだけど
名前のない関係"友だち以上セフレ未満"じゃあ
解決のしようがなくて。
でもきっと
いつかは
やめなきゃいけないんだろうな、って思うけど
今現時点で失えるほど
二人とも強くはないんだと思う。