なんとかしなくちゃ

      恩田陸 ★★★☆☆

▼主人公梯結子(かけはしゆいこ)はずば抜けた解決能力を持っている

小学生から大学生まで結子が直面した数々のトラブルや難題を

どのようにして解決し次なる道を切り開いていったのかが描かれている

▼生きていく上で知恵のみならず行動力と言語力がいかに大事か

▼大学のサークルに入った後作風は一変、実に興味深い日本史の

ウンチクが散りばめられ物語の本筋以上に面白かった

 

イクサガミ「神」

      今村吾 ★★★☆☆

▼ネットフリックスの寸止めに我慢ができなくなり結末にひとっとび

▼本書の第一章「天」・二章「地」三章「人」をスルーして

最終章「神」へとひとっとび・・ドラマが面白過ぎて感情移入MAXで

ページをめくり続けましたが、この作品は文字より映像がイイに

決まっている▼東京での最終決戦いつ映像化されるのか我慢できない

 

天久鷹央の事件カルテ

  ~甦る殺人者~ 知念実希人 ★★★☆☆

▼連続殺人犯は誰だ・・現場に残されたDNAを調べたところ

犯人とみられる男は既に数年前に死んでいる人物であることが判明

▼警察の捜査が行き詰まる中、鷹央の登場であるトリックが

見えてくる▼本シリーズでは珍しい長編、小鳥との掛け合いも

相変わらず面白い

 

三島屋変調百物語九之続 青瓜不動

         宮部みゆき★★★☆☆

▼初代聞き手の「おちか」が出産の時を迎える

▼その直前三島屋にやってきたのは土のにおいをまと「うりんぼ様」と

呼ばれる不動明王像を抱えた女、二代目の聞き手富次郎に語り始めた

まか不思議な怪談とは・・実に悲しい女たちの物語

▼女が持ってきた「うりんぼ様」がおちかの出産に

何らかの影響をもたらす・・のだろうか

 

 おまえさん(下)

    宮部みゆき ★★☆☆☆

▼同心井筒平四郎と岡っ引き政五郎たちが活躍する本所深川の物語

▼上巻で起きた連続辻斬り事件の犯人がいよいよわかる・・という

緊張感をはぐらかされ、新たな人情物語が複数挿入されていく

▼途中から犯人を推理する緊張感は薄れ人情物語に引き込まれていく

▼とにかく登場人物とページ数が多くイイ頭の運動になりました