百年の孤独☆☆☆☆ 

ガブリエル・ガルシア=マルケス[訳」鼓直(つづみただし)

▼1982年ノーベル文学賞を受賞したコロンビア人作家の作品

▼刊行から50年にしてようやく文庫化されたことで話題沸騰

▼今年6月文庫が発売されるやいなや品切れが続出

紀伊國屋新宿本店ではたった6日で月間売り上げ1位に・・・

▼という事で私も手に取ってみたが・・評論家のようにこの本を

評価できない自分が情けない、最後まで読むのが苦痛でありました

▼さらに最後 筒井康隆氏の解説も難解過ぎてちんぷんかんぷん

・・・(悲)

 

水車小屋のネネ

    津村記久子 ★★★☆☆

2024本屋大賞第二位の作品、百年の孤独の後に読んだため

スイスイと最後のページまでたどり着きました

▼人畜無害、登場人物も皆イイ人ばかり。これといった大きな

ハプニングはないが 地域のつながり、人と人とのつながりの

大切さが淡々と描かれています。

▼水車小屋に住むヨウムのネネちゃん・・・欲しいわ

 

よって件のごとし三島屋変調百物語~八之続~

  宮部みゆき ★★★☆☆

▼8巻にしてなお期待を裏切らない面白さ

▼ある日隣町に嫁いだはずの姉が正気を失い衰弱した状態で実家に

戻ってきた▼そんな姉の周りにはなぜか虻(アブ)が飛んでいる

▼弟の餅太郎は姉の異変と虻にはどんな関係があるのか

それを探るべく摩訶不思議な世界へと足を踏み入れたのであります

▼そこは神々が賭博に興じる世界。餅太郎の案内人となったのは

賽子(サイコロ)のキリ次郎▼神々は賭博で驚くべきものを

賭けていた・・これが姉の病と大きく係わっていたのであります

▼初代聞き手 おちかの妊娠に島田屋がソワソワする中で

餅太郎の摩訶不思議な体験談が語られます

 

復讐の泥沼 くわがきあゆ ★★★★

▼これメチャ面白い ▼主人公の男女2人はイイ奴か悪い奴か

▼主人公の女性「光」がレストランで彼氏と食事中

爆発事故が起きる。彼氏は瀕死の重傷を負い、光はたまたま

その店にいた医師らしき男に助けを求めるが、医師らしき男

何もせず立ち去ってしまう。結果彼氏は死亡

▼光は復讐しようと医師らしき男の行方を捜す

▼一方で現場から立ち去った医師らしき男も「光」の行方を捜して

いるのである。いったい何故か?▼やがて2人のサイコパスぶりが

明らかになっていく▼私は大ヒットした前作「レモンと殺人鬼」

よりこちらの方が好きだ

 

天久鷹夫の事件カルテ~火焔の凶器~

   知念実希人 ★★★☆☆

▼いよいよ来年1月TVアニメの放送が始まるこのシリーズ

火焔の凶器は16作品中9番目の作品。

▼陰陽師の墓を調査した大学教授らが相次ぎ死亡。その死に方が

エグイ、体から火を噴いての焼死!▼「これは陰陽師の呪いだ」と

主張する輩が複数現れ、天久鷹夫と小鳥の捜査が開始される

▼するとまた一人 墓の調査に参加した男性が病院に運ばれてくる

そして病室で火を噴き焼死したのであります・・さあ大変

▼鷹夫と小鳥の名コンビが陰陽師の呪いとそのからくりに挑む