高橋一生 松たか子 多部未華子、秋山菜津子、大倉孝二
大鶴佐助、山崎一 実力派&個性波キャストの化学反応で
目まぐるしく展開する野田秀樹ワールド「兎、波を走る」
助走無し、冒頭から言葉のマジックに引き込まれていく
チェーホフ=チエ・ホウフ(知恵豊富)って・・
のっけから韻の踏みまくりでついていくのが大変
潰れかかった遊園地”を舞台に繰り広げられる “劇中劇"
2人の作家がシナリオを競う、モチーフは
「不思議の国のアリアス」テーマは「不条理」らしい
まあ、そんなことはどうでもイイ 面白いんだから

遊園地の迷子センターで自分の子どもを探す松たか子
しかし、今目の前にいるこの子が自分の子どもなのか
自信が持てなくなる
松の娘(多部未華子)はその時まさに不思議の国をさまよって
いたのである。

遊園地で忽然と姿を消した娘は今どこで何をしているのか
母親(松)の脳裏に 娘(多部)が今見ている景色が
見えたり消えたりする。
この不条理は北朝鮮に拉致された横田めぐみさんと
母の横田早紀江さんとダブり始める
前作は「日航ジャンボ機墜落事故」が今回は「拉致事件」が
その史実の散りばめ方が絶妙なのです

NODA作品は、ストーリーを知ってみるか知らずに観るかで
その時の感じ方が違う(NADA作品に限りませんが)なので
必ず2回見ているのだが
今回は2回目のチケットが購入できなかった。残念!
あ、そうそう高橋一生さんは その2人の間を駆け巡る「兎」です

