高橋一生 松たか子 多部未華子、秋山菜津子大倉孝二

大鶴佐助山崎一 実力派&個性波キャストの化学反応で

目まぐるしく展開する野田秀樹ワールド「兎、波を走る」

助走無し、冒頭から言葉のマジックに引き込まれていく

チェーホフ=チエ・ホウフ(知恵豊富)って・・

のっけから韻の踏みまくりでついていくのが大変

潰れかかった遊園地”を舞台に繰り広げられる “劇中劇"

2人の作家がシナリオを競う、モチーフは

「不思議の国のアリアス」テーマは「不条理」らしい

まあ、そんなことはどうでもイイ 面白いんだから

NODA・MAP 第26回公演「兎、波を走る」より。(撮影:篠山紀信)

遊園地の迷子センターで自分の子どもを探す松たか子

しかし、今目の前にいるこの子が自分の子どもなのか

自信が持てなくなる

 

松の娘(多部未華子)はその時まさに不思議の国をさまよって

いたのである。

NODA・MAP 第26回公演「兎、波を走る」より。(撮影:篠山紀信)

遊園地で忽然と姿を消した娘は今どこで何をしているのか

母親(松)の脳裏に 娘(多部)が今見ている景色が

見えたり消えたりする。

 

この不条理は北朝鮮に拉致された横田めぐみさんと

母の横田早紀江さんとダブり始める

 

前作は「日航ジャンボ機墜落事故」が今回は「拉致事件」が

その史実の散りばめ方が絶妙なのです

NODA・MAP 第26回公演「兎、波を走る」より。(撮影:篠山紀信)

NODA作品は、ストーリーを知ってみるか知らずに観るかで

その時の感じ方が違う(NADA作品に限りませんが)なので

必ず2回見ているのだが

今回は2回目のチケットが購入できなかった。残念!

あ、そうそう高橋一生さんは その2人の間を駆け巡る「兎」です