「魔眼の匣の殺人」今村昌弘★★★☆☆

▼本格ミステリーベスト10【第2位】

▼週刊文春ミステリーベスト10【第3位】

▼このミステリーがすごい【第3位】

▼このミステリーが読みたい【第3位】という

▼微妙な評価の作品であります。突き抜けて面白くはないが

決してつまらなくはない▼未来に起きる事件や事故を予言し

ことごとく当ててしまう女性予言者▼しかしその予言こそが

新たな事件の引き金になっていた・・という斬新なロジック

▼読み始めたらノンストップです

 

「天下家康伝」火坂雅志★★★★

▼あまり評判の良くないNHK大河「どうする家康」

▼その予習本を完読であります▼下巻の山場、その一つは

「本能寺の変」実は明智光秀の企てを家康は事前に察知

しながらこれをスルーしていたという見立てが面白い

▼その後豊臣秀吉がかくも早く光秀を討つとは・・

これが家康の天下取りの計算を狂わせることになる

▼ともあれその後どう立ち回り、天下をとるに至ったのか

▼泣かぬなら鳴くまでまとう・家康的政治手法は上に立つ

者たちの参考になること必至であります

 

「祈りのカルテ」知念実希人★★★★

▼定期的に読まずにいられない知念実希人作品

▼私にとって疲れた時のコーヒーのようなものであります

▼新米医師の諏訪野良太が臨床研修で様々な科を回り将来

どの科に進むかのかを決めるのでありますが▼それぞれの

科で謎の病気と謎の患者たちに直面するのであります

▼患者たちが胸に秘めた真実、それを解明しながら

若き医師は生長を遂げていくのであります

▼研修を終えた諏訪はどの科に勤務する事を決めたのか

 

「本所おけら長屋(十八)」

       畠山健二 ★★★★

▼待ってました18巻・19巻、相変らず鉄板の面白さ

▼まずは18巻から・・困っている人を目の当たりにすると

放っておけない本所おけら長屋の住人たち、万造と松吉の

心あるはちゃめちゃぶりは健在、口は悪いが人情に弱い

貧乏でも笑いが絶えない、長屋の住人が助け合いながら

問題を一つ一つ解決していく4つの物語り、読後感最高です

 

「間抜けの構造」

     ビートたけし★★★☆☆

▼北野武監督の新作映画「首」がこの秋ようやく公開

されることになった。たけしさんが2019年に刊行した

同名小説が原作で、戦国時代織田信長の跡目を狙った

戦国武将たちが様々な策謀を繰り広げる作品

▼4月15日のその完成報告会見が行われたのを見て

この本を手に取った。間抜けの構造というタイトルだが

内容は「間」がいかに大切かを説いていて、説得力がある

▼演技の間、漫才の間、人と話すときの間、映像編集の間

▼それぞれの間がどんな効果を産むのかを教えてくれる